SixTONES田中樹、キンプリ永瀬、なにわ西畑…「次の中居」MCバトル

日刊大衆

SixTONES田中樹、キンプリ永瀬、なにわ西畑…「次の中居」MCバトル

 2020年3月をもってジャニーズ事務所を退所した、元SMAP中居正広(47)。そのトーク力はジャニーズだけではなく、芸能界でも高く評価され、長年人気MCとして活躍している。中居がジャニーズを去った今、ジャニーズでトップレベルのMC力をもっていると言われているのが、『news zero』(日本テレビ系)で長年キャスターを務める櫻井翔(38)や、情報番組『ビビット』(TBS系)で司会を務めたTOKIO国分太一(45)、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)などで司会を務める関ジャニ∞村上信五(38)だ。

 しかし、若手グループにもトーク力のあるジャニーズタレントはたくさんいる。

 2020年1月22日にデビューしたSixTONES田中樹(24)は、グループのMC担当。デビュー前からトーク力を評価されていたという。

「2018年3月にYouTubeで開設された『ジャニーズJr.チャンネル』の発表会見で、HiHiJets、東京B少年、SixTONES、SnowManTravisJapanら大勢のJr.が参加した中、田中が代表としてMCに選ばれたんです。田中は大勢いるJr.たちの自己紹介や一発芸にタイミングよくツッコんだりして、難なく全体をまとめていました」(芸能記者)

 そんな田中は、SixTONESの中でもトーク力を発揮している。

「2019年7月、YouTubeの『ジャニーズJr.チャンネル』の企画で、SixTONESは“10万円アポなし旅”を行ったのですが、そこでも田中が中心となってトークをまとめていました。食事は旅先で食べようと決まっても、 “恵比寿で知り合いが焼き肉屋さんやってんだよね”とふざけるジェシー(23)には、田中は“お前何回言ってもつかわねえよ!”と鋭いツッコミ。一方で、田中がバスの中で宿泊先の予約を取ろうと電話をするも、わざと目の前にいる松村北斗(24)に電話をかける、というボケシーンもありました。

 しかし、当日の6名予約ということで、ホテルの確保には予想以上に時間がかかってしまいました。そこで、もう予約に困っている場面はいらないと思ったのか、機転を利かせた田中がサプライズといって夕食に回転寿司を予約。『有吉ゼミ』(日本テレビ系)などのバラエティで活躍中のジェシーを筆頭に、ボケキャラが多いと言われているSixTONES。しかし、田中はそれぞれのボケをしっかり回収し、自身は番組のことを考えながらボケとツッコミを両方こなす、というバツグンの判断力が見てとれましたね」(前同)

 ツッコミもボケもできることから、松村から「言葉の魔法使い」というキャッチフレーズをつけられたという田中。他のメンバーも、田中がMCだと安心して話せる、と言っているという。

「4月4日にスタートしたラジオ『SixTONESのオールナイトニッポン サタデースペシャル』では、田中がレギュラーとしてMCを務め、メンバーが毎週1人ずつ登場しています。18日放送回では、テレワークで出演した京本大我(25)とのトーク中、帰宅した京本の父親で俳優の京本政樹(61)が突然出演するハプニングが。しかし、そんな状況でもきちんとトークを回していて、さすがの安定感を感じました」(前出)

■あの王子様イケメンも

 王子様キャラでバラエティでブレイクしたSexyZone中島健人(26)。決め台詞の「セクシーサンキュー」は、今では芸人たちもマネする人気のフレーズに。

「2016年に出演した『しゃべくり007』(日本テレビ)では、完璧な“王子様対応”が話題になりました。番組観覧来ていたにファンとの架空握手会のコーナーでは、“今日誕生日なんです”と言われると“仕事終わったら、一緒にケーキ食べに行こう”と答え、“なんでそんなにかっこいいんですか?”という質問には、“なんでそんなに君はかわいいの?”と回答し、スタジオは大盛り上がり。“お風呂はどこから洗いますか?”の質問には少し照れながら“セクシーゾーン”と答え、レギュラー出演しているネプチューンチュートリアルら芸人たちからも“おー!”と感心の声があがりました。MCのくりぃむしちゅー上田晋也(49)も“大喜利みたい”と中島の瞬発力を絶賛していましたよ。

 さらに、今年3月に同番組に出演した際には、中島が握手会で転んだファンに対して“シンデレラ、気を付けて”と声をかけたエピソードが紹介されると、中島は反射的にその言葉がでたと発言。ネプチューンの原田泰造(50)も“完璧だな”と、中島の頭の回転の早さに感心している様子でした」(放送作家)

 3月に放送された音楽番組『Premium Music 2020』(日本テレビ系)では、King&Prince平野紫耀(23)と司会を務めた中島。

「4時間生放送という大役、おまけにド天然として知られる平野とのコンビですから、正直心配な面はありました。しかし中島は、緊張する平野をリードしつつ、落ち着いた様子で安定感のあるトークで番組を進行。中島はキャラが強くてボケもできるのに、頭が切れて、コメント力もある。おまけに今回の放送で司会もそつなくこなせることが判明。今後、中島は司会の仕事が増えていくのではないでしょうか」(前出)

■関西ジャニーズからも!

 関西ジャニーズJr.の注目グループ、なにわ男子西畑大吾(23)は、2014年の『ごちそうさん』、2016の『あさが来た』でNHKの連続テレビ小説に出演。2020年には木村拓哉(47)主演のフジテレビ開局60周年特別企画ドラマ『教場』にも出演し、俳優として活躍中。しかし、そのトークにも定評がある。

「2016年7月にはじまった、関西ジャニーズJr.のラジオ『関西ジャニーズJr. とれたて関ジュース』は、毎月パーソナリティが交代していました。しかし2019年1月からは、西畑がパーソナリティとして、毎週関西ジャニーズJr.からゲストを1人迎える体制に変わりました」(女性誌記者)

 そして、西畑のトーク力が評価されたこともあり、ついに2020年4月からは全国放送に。

「西畑が1人で喋る、オープニングコーナー『西畑のゆるい男子』はこのラジオの目玉。トークテーマは最近嬉しかったこと、卒業、血液型、花粉症のような漠然としたものが多いにもかかわらず、おもしろくて安心してきくことができます。自分の話もしつつ、なにわ男子や関西Jr.の話も盛り込む気配りもさすがです。

“髪型”がテーマの時は、自分の髪の毛が真っ黒だという話をしたうえで、なにわ男子の高橋恭平(20)が金髪、Aぇ!groupの末澤誠也(25)が赤髪にしていることを指摘。自分は昭和顔で派手な髪色は似合わない、と言うと、“髪型の中で何が一番好きなんやろ。でも坊主かな、やっぱり。坊主なんかな”“『少年たち』では囚人の役をしているので、ちょっと髪の毛を切ったりとかね”と、当時公開間近で、西畑も出演していた『映画 少年たち』の宣伝もちゃっかりしていました」(前出)

 2020年2月には雑誌『Myojo』(集英社)の企画、“第26回あなたが選ぶJr.大賞”の “いちばんMCがうまい”ランキングではファン投票の結果1位に選ばれた西畑。

「ジャニーズJr.の公式エンタメサイト『ISLAND TV』では、Jr.たちがコンサートの舞台裏の動画や企画動画をのせています。その中の『エアーティッシュツッコミ選手権』という企画では、SnowManの向井康二(25)がティッシュを耳にさし、西畑の前に登場。すると西畑は“そういうイヤホンあるけどな、うどん垂れてるみたいな”と的確なツッコミ。元々トークスキルの高いメンバーが多いと言われる関西Jr.ですが、西畑のように司会もツッコミも安定してこなすメンバーは貴重。関西Jr.はいま全国区で人気を広げていますし、今後ますます西畑の活躍の場も増えるでしょう」(前出)

■天然コンビのおかげで培った?

 King&Princeの永瀬廉(21)は、関西ジャニーズJr.時代に鍛えた話術でグループのMCとして活躍中。

「平野の天然ぶりは飛びぬけて有名ですが、岸優太(24)もかなりのボケっぷりです。雑誌の撮影でクレープを持っている姿を撮影しようとしたら、岸は写真を撮る前にクレープを食べてしまっていた、というエピソードもあるくらい。“喋ることが好きで司会の仕事もしてみたい”と発言していた永瀬ですが、この平野と岸の2人がいるグループをまとめるのはなかなか大変なことだと思います」(テレビ誌記者)

 2019年3月に『しゃべくり007』に初出演した際は、平野も岸もグループの成り立ちについて上手く説明できず、見かねたMCの上田が“君が一番スムーズに言えそうだ”と永瀬を指名。

「永瀬は、グループ結成当初は、『Mr.King vs Mr.Prince』という6人組だったこと、しかしジャニー喜多川前社長の意向で『Mr.King』と『Mr.Prince』に分かれて活動し、その後再度合流してデビューしたことを分かりやすく説明。“だから1回離婚みたいなことしてるんです”と、平野と岸というおバカコンビを横に、流暢なトークを披露しました」(前出)

 現役大学生でもある永瀬は、ジャーナリストの池上彰(69)に認められたこともある。

「2018年に『池上彰のニュースそうだったのか!!』(テレビ朝日系)に出演した際は、次々と繰り出される池上からの質問に、みごとな回答をしていました。池上に“お墓に水をかける意味は?”と聞かれた際は、“ご先祖様も喉が渇くんやぞ、みたいな感じでは“と予想し、まさかの大当たり。

 さらに、成人年齢が18歳に引き下げされることについても、永瀬はその内容を詳しく解説。池上は“さすがですね”と永瀬の賢さに感心し、”こっち(司会)に来ます?“と声をかけたほどです。キャラの強いキンプリをまとめる力だけでなく、頭の回転の良さも兼ね備えている永瀬。今後、情報番組への出演も期待できます」(前出)

 今後の若手ジャニーズの活躍にも注目だ!

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