4月29日は「昭和の日」だけど…以前は「みどりの日」だったって覚えてる? (2/3ページ)
しかし、この昭和の日は最初から昭和の日だった訳ではなく、平成元1989年から平成十八2006年までの間「みどりの日」という祝日でした。
いったい、どういう事情によるものでしょうか。
天皇誕生日⇒みどりの日⇒昭和の日……4月29日の移り変わり昭和天皇のご在世中、天皇陛下のお誕生日である4月29日は元々「天長節(てんちょうせつ。現:天皇誕生日)」という祝日です。
しかし、昭和天皇が崩御され、皇太子殿下(現:上皇陛下)が即位されると天皇誕生日が12月23日に変更、4月29日は祝日でなくなる予定でした。
しかし、4月29日は5月3日~5日の「ゴールデンウィーク」につながって大型連休を構成する重要な祝日となっており、国民生活への影響を懸念されたため、祝日としての存続が図られます。
そこで「昭和天皇は植物に造詣が深く、自然をこよなく愛されていたから」という理由で「みどりの日」とされたのでした。
また別案として、昭和天皇が生物学者として多くの研究成果を残していた事績から「科学の日」とする意見もあったようですが、いずれにしても昭和天皇の人柄を後世に伝える縁(よすが)となるよう、熟慮しての事でしょう。