決死の覚悟で恋人を救出!満洲馬賊の女親分「満洲お菊」こと山本菊子の生涯【上】 (3/3ページ)

Japaaan

満洲各地で暴れ回った孫花亭の一味(イメージ)。

張作霖の名を知らぬ満洲馬賊はモグリ、と言われるくらい強力なネームバリューを活かして急成長を遂げていた孫は、いわば馬賊界のホープでした。

「あら……」

英雄の気質を湛える孫に惹かれた菊子は彼と懇ろになり、いつしか「副業」にも身が入らなくなってしまったとか。

「……出来ればこのまま水商売から足を洗って、この人とカタギになれたらいいな……」

7歳で売り飛ばされて以来ずっと夢に見ていた、貧しくてもみんなが一緒に幸せな家庭生活。もしかしたら、それが実現できるかも……菊子がそう思い始めた矢先の事でした。

【続く】

※参考資料
「歴史街道 2007年6月号 満州と満鉄の真実」PHP研究所、2007年
祖田浩一 監修『日本女性人名辞典』日本図書センター、1998年
渡辺龍策『馬賊 日中戦争史の側面』中公新書、1964年

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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