羽生結弦、来季に向け始動⁉️「引退」に揺れた数か月と「現在」 (3/3ページ)
あとは、この回転をやりきるための体をつくることが大切だ”ということで、羽生と意見が一致しているそうです。4回転半の成功を現実に見据えて、2人3脚で練習に取り組んでいるようです」(前出のスポーツライター)
現在、羽生はどんな心境でいるのだろう?
「羽生は先日、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、日本オリンピック委員会の公式ツイッターを通じて“真っ暗闇なトンネルの中で、希望の光を見出すことはとても難しいと思います。でも、『3.11』の時の夜空のように、真っ暗だからこそ見える光があると信じています”と動画メッセージを寄せました。“真っ暗だからこそ見える光がある”という言葉は、自身の今の心境も重ねているのではないでしょうか」(前同)
ストイックに自分を「真っ暗」な状況に追い込み、再び王者に返り咲く「光」を真っすぐ追い続けているのだとしたら――。2020年の羽生はまた強くなると、期待をもたずにはいられない。