稲垣吾郎も続く⁉️木梨憲武、伝説の『仮面ノリダー』が奇跡の復活!!

日刊大衆

稲垣吾郎も続く⁉️木梨憲武、伝説の『仮面ノリダー』が奇跡の復活!!

「悪いコロナを、ぶっ飛ばすぞぉう~!」

 とんねるず木梨憲武(58)が4月28日にインスタグラムに投稿した動画が、大きな反響を呼んでいる。昭和末期から平成初期にかけて活躍した、“あのヒーロー”が帰ってきたのだ。

「1988年に『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)で放送されて一世を風靡した、『仮面ノリダー』がまさかの復活です。

 今回の動画では、主題歌『仮面ノリダーぶっ飛ばすぞのテーマ』をもとに、“悪いコロナをぶっ飛ばす”“レッツエンジョイステイホーム”などなど、コロナウイルス防止を呼びかける替え歌を披露したほか、手首を叩いて稲荷ずしや饅頭を飛ばし、口に放り込む一発芸“手打ち寿司”を披露し、視聴者の笑いを誘いました(笑)。

 最後には素の木梨の口調で、“おいおい、またやっていきます”と、続編をほのめかすコメントもしています」(芸能雑誌記者)

 ノリダーの復活にSNS大いに盛り上がり、“なついw”、“大好きだったなぁ”“めっちゃ好き”と、絶賛の声が相次いでいる。

「当時は社会現象になるほど大人気でしたからね。本家『仮面ライダー』のパロディ企画でコメディ要素が強めでしたが、ナレーターや協力者に本家ライダーと同じ人物を起用したり、しっかりした爆発シーンやアクションがあったり。バラエティ番組内のミニコーナーとは思えないくらいクオリティが高かった。まあ、そのせいで現在にいたるまで、再放送が行われていないわけですが……」(同)

■最近まで封印作品だったノリダー

『仮面ノリダー』は非常に人気の高い作品だった反面、ライダーの制作会社である東映や毎日放送(当時の放送局はテレビ朝日系ではなかった)などに無許可で放送された作品だったために、本家から抗議を受けてソフト化が禁じられていた。

「原作者の石ノ森章太郎先生にも好評だったんですが、1988年当時放送していた『仮面ライダーBLACK RX』を担当していた吉川進プロデューサーは、“パロディとヒーローは相容れない”と、非常に難色を示していました。クオリティは別として、“ふざけたパロディ”が本家以上に人気だったのも要因の1つと言われています。

 その後、97年にスペシャルが放送されてからは地上波から姿を消し、2013年に東映が『仮面ノリダー』を商標登録して以降、しばらくノリダーは封印状態でした。

 しかし、昨年2019年から、風向きが変わったんですよ」(特撮雑誌記者)

 2019年に“平成の終わり”を記念して作られた『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)の劇場版『Over Quartzer』に、木梨憲武演じる“木梨猛”が登場し、劇場は大いに沸いた。

「令和への改元を受けて、“平成ライダー完結編”として作られた記念作に、変身前のノリダーが登場したんです。事前情報一切なしの、サプライズ出演でした。

“昭和の時代、悪と戦ったがライダーに認められなかった男”として、主人公に“偽物でも、お前はライダーに選ばれたんだ!”と活を入れる、非常においしい役どころでした。口調は大げさに初代ライダーを意識したギャグ調のものでしたが、セリフそのものは“これを言えるのはノリダーしかいないよな”“説得力が半端ない”と視聴者にも好評でした。

 エンドクレジットでも、

“in memory of a legendary Kamen hero”

 とつづられていて、“仮面ライダーではないが、ヒーローだった”という東映からのメッセージが見られました」(前同)

 ノリダーの映画起用について東映の白倉伸一郎プロデューサーは、

“(ライダーの)放送が途絶えた平成初期の少年たちは、ノリダーを通じて仮面ライダー的なるものを知ったのが事実です。その事実をきちんと平成ライダー史に刻もう、みたいなことです”

 と今年1月にツイッターで起用の理由を明かしている。

■元SMAP・稲垣の復活を期待する声も

 今回のインスタと、前出の『ジオウ』によって、ファンの間では元SMAP稲垣吾郎(46)についても、期待の声が上がっている。

「2009年、テレビ朝日開局50周年記念の『50時間テレビ』で『SmaSTATION!! Presents SMAPがんばりますっ!!』というスペシャル番組が放送されました。

 その際、ノリダーと違い全面的に東映が協力して撮影した15分ほどのミニドラマ『仮面ライダーG』が放送されたんです。

 稲垣の趣味であるワインをモチーフにしたライダーで、変身ベルトのモチーフはワインボトルとオープナー(コルク抜きの道具)。決め台詞は、

“いま、僕のヴィンテージが芳醇の時を迎える!””受け取ってもらおう。僕の、悪と正義のマリアージュ”

 と、やはりワインにちなんだもの。

 ワインの飛沫の様なエフェクトが非常にスタイリッシュで、ソムリエナイフを模した武器もカッコよかった。アクションも本家スタッフが関わるだけあって迫力がありました。派手なバイクアクションもあったし、ストーリーも非常に王道。

 完成度の高さから続編を望む声は当時から多かったんですが、こちらもたまに再放送されたり、書籍で軽く紹介される程度で、続報はなしでした」(前出の特撮雑誌記者)

 白倉プロデューサーは2017年に再出演を望むファンに対しツイッターで、

“権利はこちらですが、(別番組の)コーナーですしね…。”

 と、言葉を濁していた。

「しかし、映画の『ジオウ』では、変身後の姿だけとはいえ、『G』が再登場し、アクションも繰り広げた。ノリダーだけでなく、『G』も公開直前まで情報が伏せられていましたから、やはりファンは大いに沸きましたよ。

 映画出演にくわえて、今回の木梨のインスタ。ツイッターでは、

“仮面ノリダー復活したしGも復活して”“テレ朝の仮面ライダーGは観たいわな。もうジャニーズ事務所に忖度せんでええでしょ”“東映はノリダーとGの新作を早く作るんだ”

 と、多くの期待が寄せられています」(前同)

『G』のセリフのように、芳醇の時を迎えた稲垣吾郎が活躍する姿を見たい!

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