よゐこの濱口優（４８）が、妻でタレントの南明奈（３０）の失態を優しくかばう姿に視聴者から称賛の声が相次いだが、その一方で言動が“クズ男”だと非難されてしまったようだ。

　この様子が見られたのは、４月３０日放送の『ニンゲン観察バラエティモニタリング』（ＴＢＳ系）でのこと。今回のドッキリは、“ロケ中に夫婦愛が試される修羅場で妻を……守る？　守らない？”と題し、南が仕掛け人になって、濱口の妻である自分への愛を試すという内容。

　まず、濱口夫婦がニセロケで訪れたのは、食事中の私語や携帯電話を禁止している、こだわりのイタリア料理店。静かに料理を楽しもうとしたが、打ち合わせのときから「お腹の調子が悪い」とボヤいていた南のお腹が、「グゥ～」と鳴ってしまう。

　すると、濱口は「ピシピシピシ」とパスタにかけるソースの脂がはじける音のマネでごまかした。そして、再び南のお腹が鳴ると「食べながら鳴っちゃいますね」と、自分のお腹が鳴ったとごまかし、「大丈夫？　お腹」と南の体調を気遣っていた。

　続いて、２人が訪れたのは陶芸家の家。南がロケの休憩中、数千万円の価値があるという急須を手に取り、誤って取っ手部分を壊してしまう。これは百均で買った急須を使ったドッキリだったのだが、濱口は「取れたやん、ウソ？」と動揺。取っ手をガムでくっつけたりギュッと押しつけたりするが、どうやっても修復できないため、「スタッフさんに相談するか、正直に謝るか……」と悩んでいる様子。そしてロケが再開すると、濱口は急須を手に持ったまま、陶芸家に触らせないようにして会話を始めた。

　結局、最終的には急須を壊したことがバレてしまい、陶芸家はショックで泣き崩れてしまう。ここでようやく濱口は「すいません、僕が手を滑らしてしもうて」と、南をかばいつつ、急須を壊してしまったと告白。そして「持ち上げたときにポロッと……。すいません、取れてしまいました」「もし、弁償できるなら、僕の不注意やったんで」「なんと償っていいのか分かんないですが、本当、申し訳ございません」と、妻のせいにしない男気を見せて謝罪した。

■アッキーナへの愛に称賛の声があがるも

　ネタバラシをしたあと、南は「本当にたくさんの優しさをありがとう」と感謝。これを見ていた視聴者も、ツイッター上で「濱口優しい！　株上がりまくり！」「メチャクチャ女優さんやタレントにモテていたの、こんなことしていたからかぁ」などと、多くの称賛の声が寄せていた。

　その一方で、「隠蔽しようとして、バレたら謝るなんて、濱口はクズ男だな」「これを男気って言い切ると、身内が悪いことしたときにかばうのが“カッコイイ男”ってことになる」などと、謝罪はしたが、バレるまで壊したことを隠そうとした言動を非難する声も少なくなかった。

　ドッキリのリアクションで、妻への愛をアピールできた濱口だったが、愛のあまりの身勝手な行動をとってしまったようだ。