松井玲奈『エール』で“大島優子超え”か、吟ちゃんで評価が急上昇

日刊大衆

松井玲奈『エール』で“大島優子超え”か、吟ちゃんで評価が急上昇

「吟ちゃんの長女らしさ好き」「吟を演じる松井玲奈さんの流れを邪魔しない、自然でコミカルなお芝居が光る」など、これらのコメントはツイッターに上げられた関内吟(松井玲奈/28)へのコメントだ。

 連続テレビ小説エール』(NHK)の第5週は、窪田正孝(31)演じる主人公の裕一と、二階堂ふみ(25)演じる音の結婚話が進む急展開。音たち関内三姉妹の登場シーンもたっぷりあったが、中でも冒頭のツイッターのようにネットで話題になったのが、吟を演じる元SKE48の松井玲奈だった。松井は今『エール』で、最も注目すべき女優といえるだろう。

 ヒロインの音は、気が強く活動的な女性だ。ときに繊細な心を描き、ときに大胆な顔芸も織り混ぜる二階堂ふみの演技に、魅了されている人も多いだろう。そしてその妹で三女の文学女子、梅を注目の若手女優、森七菜(18)が演じている。キュートでありながら頭がカタいというギャップが見事にハマり、ツイッターには早くも「主役での活躍が見たい」との声があがっている。二階堂と森が姉妹と聞き、放送前からそのやりとりが楽しみだったが、長女の吟を演じる松井玲奈には正直、大きな期待はしていなかった。元アイドルが演じるということで、キレイなお姉さんが登場するぐらいにしか考えていなかったのだ。

 というのも、松井玲奈が演じる吟のキャラは、すてきな男性に出会い結婚したいと願う女性だ。芸術を志す妹たちと比べると特徴がないと思っていたが、始まってみると、見事にキャラ立ちしている。自分の気にいった男性と近づくために音を無理やりお見合いさせたり、音が裕一と結婚することを盗み聞きすると「先を越された」と腰を抜かして見せたり。結婚したいオーラ全開の体当たり演技には、毎度、笑ってしまう。松井は三姉妹の「オチ」担当としてドラマを大いに盛り上げているのだ。

 AKBグループ出身の朝ドラ女優といえば前作『スカーレット』で照子を演じた大島優子(31)を思い出す。中学生から髪にパーマをあてたオバさんになるまで、ヒロインの親友役をまっとうし、大島は株を上げた。とはいえ大島はドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の鳥居小雪役や、映画『闇金ウシジマくん』の鈴木未來役など幅広い役柄をこなし、AKB卒業後から演技派というイメージが強かった。一方、松井は大島ほど女優としての知名度はなく、バラエティ番組によく登場していたため、その演技がここまでスゴいというのは衝撃だった。

■『まんぷく』では目立つことがなかったが

 最近になり松井は『浦安鉄筋家族』『行列の女神〜らーめん才遊記〜』(ともにテレビ東京系)と、どちらもメインキャストではないものの、2つのドラマに出演している。2018年の『ブラックスキャンダル』(日本テレビ系)で清楚なイメージを覆す悪役、唯菜を演じた頃からだろうか、ジャンルを選ばずドラマの出演本数を増やしてきた。あえてさまざまな役を演じ、演技派女優への道を突き進み始めたのだ。

 実は松井の朝ドラ出演は2回目。2018年『まんぷく』では、ヒロイン福子(安藤サクラ/34)の親友、敏子役だった。このときは登場シーンも少なく、安藤サクラの圧倒的存在感もあったため、大きな爪あとを残すには至らなかったが、今回はどうか。

 今のところ二階堂ふみ、薬師丸ひろ子(55)といったくせ者にもまったく引けをとらない演技で、長女の吟を愛されキャラに仕立てている。これは彼女の出世作になるだろう。吟のようなコミカルな役までこなせるようになれば、演技派とうたわれる先輩、大島優子を凌駕する可能性も大いにありそうだ。(朝ドラ批評家・半澤則吉)

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