伊集院光、格闘家YouTuber朝倉未来に勇気の苦言「ダメだよやっぱり」

日刊大衆

※画像はイメージです
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 格闘家ユーチューバーの朝倉未来(27)が、「ヤンチャをしていたら6回も死にかけた」という壮絶な人生を明かし、若者たちに失敗から学ぶ生き方を語っていた。

 この発言があったのは、5月4日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)でのこと。今回の放送は、「豪華ユーチューバー3本立て特別講義」の第1弾で、朝倉が“しくじり先生”として登壇した。

 朝倉は総合格闘技大会「THE OUTSIDER」で史上初の2階級王者に輝き、格闘技イベント「RIZIN」では、現在、無敗記録を更新中。ユーチューバーとしても活躍しているが、地元の愛知では“路上の伝説”と呼ばれる、ヤンキー時代があったという。

 中学時代の朝倉はケンカに明け暮れ、50人の暴走族に囲まれたときは、「漫画の主人公になったようだ」とワクワクしたという。しかし、後頭部を鉄パイプで殴打され、薄れゆく意識の中でリンチを受けたため、左目がほぼ失明状態になったと明かした。

 また、アウトレイジ的な人に殴られたとき、ムカついて事務所に行ったら拳銃を突きつけられてしまった。しかし、死ぬことを恐れていなかった朝倉は脅しに対して怖がらなかったため、相手に面倒くさがられたのか、解放されたと振り返った。

 そんなヤンチャ生活の代償として、16歳のときに逮捕されて少年院に入ったのだが、朝倉は「逮捕される前、極道を極めるため、上半身全体に入れ墨を入れる予定だった」と告白。その後、少年院に入ったことで人生観が変化。更生することができたため、逮捕されて良かったと語った。

 そして、朝倉が「こんな僕をどう思いますか?」と問うと、生徒役の伊集院光(52)は「ダメだよ、やっぱり」とバッサリ。「ヤンキー同士はある程度、自業自得でいいと思う。だけど、そうじゃない人をまったく巻き込んでいないことはないじゃん。なにかしらでも少しずつ、ものすごく恐怖でおびえている人もいる」と続けた。

■視聴者からも過去の行為に疑問の声

 また、授業の最後に伊集院は「最後に逃げるだけだから、勇気を出して言いますけど」と前置きして、「昔も今もヤンキーが嫌いです。とても嫌だなと思ったし、彼らがいることで、生きにくいと思ったことも、スゴくいっぱいあります」と告白。続けて、伊集院は「おそらく少年院に行った人の中にも、箔がついたって言って出てくる人がいっぱいいるんだと思うんです。だけど、先生を見てると、(少年院は)ちゃんと機能しているんだっていうことが、初めて分かったような気がする」とコメントした。

 そして、「本当にこれを見ているヤンチャな人たちが、この授業を身につけてほしいって思いました。少年院のテレビの時間では、この授業を見せてほしい」と訴えると、伊集院は「もし、本当に怒ってるなら、すぐダッシュです」とおびえてみせ、スタジオの笑いを誘っていた。

 これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「伊集院がんばった!」「朝倉未来のような世の中に迷惑ばかりかけてきた人間が人前で講釈をたれるのは違う」「ヤンチャ系の話ってなにか引っかかるんだけど、最後の伊集院さんのコメントで納得できた」などと、朝倉ではなく伊集院に対する称賛の声が多く寄せられていた。

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