医療用マスクを着用して車大破の事故、原因は酸欠? 厚労省も注意喚起 (1/3ページ)

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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、マスク着用を義務付ける国が増えているが、とある国では、マスクを着用して運転した運転手が酸欠になり、事故を起こした。
 アメリカ・ニュージャージー州で、医療用マスクをして運転し、酸欠になって事故を起こした男性がいると、海外ニュースサイト『New York Post』と『ABCNews』が4月25日までに報じた。

 報道によると、男性は医療用マスクである「N95」を着用して車を運転していたという。同州では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、事故が起きた当時、社会的距離を取ることが難しい公共の場では、マスクをすることが義務付けられていた。車を運転中、男性は酸欠を起こし意識を失い、電柱にぶつかったという。男性が乗っていた車は大破した。同乗者はいなかった。
男性は目撃者の通報により、病院に運ばれた。『New York Post』によると、男性は「命に別状はない怪我の治療を受けた」そうだ。

 男性の事故原因について、警察は「今回の事故が、医療用マスクが危険だと示唆しているわけではない」としながらも、「医療用マスクを数時間使用していたことが酸欠に繋がった可能性は高い」と明かしている。この事故を受け、警察は「同乗者がいない限り、車内でのマスク使用は不要である」という声明を出している。なお、男性に持病があったという情報はない。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「確かにマスクをしていると息苦しくなることがある」「一人の車内でマスクは必要ないと分かっていても、念を入れたくなる気持ちは分かる」「男性は医療従事者だったのか。こういう類のマスクは医療従事者に優先的に回して欲しい」などの声が挙がっていた。

 海外ニュースサイト『Medgadget』が4月7日に公開した記事によると、N95などの医療用マスクは、肺に到達する酸素の量を最大20パーセント減少させる働きがあるため、医療用マスクをすることで、血中の酸素量が低下する可能性があるという。血中の酸素量が低下すると、呼吸困難に陥る可能性が高くなるそうだ。N95などの医療用マスクを使用する場合は、短時間の作業時のみに限ったり、マスクを頻繁に外して強制的に呼吸をすることが必要だという。

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