中国で偽粉ミルクが続出 飲んだ乳幼児の頭が大きくなる被害 (2/2ページ)
議論が大きくなると、永興県は直ちに調査チームを結成し、幼児健康検診と児童食品の安全に対する全面調査に着手した。この粉ミルクを飲んだ一部の幼児は、身長や知能、行動能力が一般幼児より著しく落ち、深刻な場合、臓器損傷の症状もあるという。検査の結果、子供達は「くる病」と診断された。子供達は皆が『倍氨敏』を飲んでいた。『倍氨敏』の偽物が出回っていたのか、『倍氨敏』そのものに問題があったのか現時点では不明だ。
中国では04年の偽物の粉ミルク問題を皮切りに、08年のメラニン粉ミルク事件、13年にも偽粉ミルク事件が起きている。