５月７日放送のトーク番組『アメトーーク！』（テレビ朝日系）で、プロレスラーの長州力（６８）の謎のツイッターが紹介され、プロレス大好き芸人たちや視聴者を困惑させていた。

　今回の放送のテーマは“プロレス大好き芸人”で、プロレス好きのお笑いタレント、“ケンコバ”ことケンドーコバヤシ（４７）や博多大吉（４９）らが出演。世界規模のブームを起こしている最新のプロレスラーからレジェンドまで、熱いトークで紹介していった。

　そして、番組の最後、ケンコバが「世間でむちゃくちゃ話題。バズるというのは、こういうことかと（思った）」と、長州のツイッターを紹介。印象的なツイートとして、昨年１２月の「一日の出来事を短く書き込むのは無理がありますね！　ところで源ちゃんいますか？」という投稿を紹介した。

　これは、“源ちゃん”こと元プロレスラーの天龍源一郎（７０）にあてたものだと思われるが、ケンコバは長州がツイッターをＬＩＮＥと勘違いしており、世界中に発信しているツイートを私信に使っていると分析。すると大吉が「フォロワーから注意されても、長州はおかまいなし」だったと続けた。

　また、ケンコバは「さらに謎を呼んだツイート」として、今年の２月１５日に投稿した「明日は早いぞ！　誰でもいいから三回鳴らすように！　遅れたら間違いなくサンタマリアになるぞ…頼むぞ！」を紹介。スタジオは「まったく意味が分からない」とザワついた。

　そして「ツイッター社が新たな使い方を長州さんに試験的にお願いしている」という、斬新な意見まで飛び出したが、ケンコバが「何年後かに“サンタマリア”の意味が分かるかもしれんね」とコメントすると、真相が解明されないまま番組が終わった。

■実況アナも意味が分からず

　そのため、視聴者はツイッター上で「結局分からんままなんかいｗｗ」「マジでサンタマリアってなんぞ？」などと困惑。そんな中、プロレスが盛んなメキシコに詳しい人から、“サンタマリア”は「死ぬこと」という意味のスラングであり、日本語の「オシャカになる」に近いのではないかという意見が寄せられた。

　さらに、プロレスの実況を務めている、フリーアナウンサーの村田晴郎さん（４９）が、放送翌日、自身のツイッターで、“サンタマリア”についてプロレス関係者に確認しても、「知らない、そんな言い回し聞いたことない」と言われたため、「完全に謎」だと投稿しており、長州に近い人物でも真相は分からないようだ。