規制緩和後の学校再開で、社会的距離を維持する子供たちの姿が公開され物議を醸す(フランス) (4/5ページ)
・感染者数が平坦化しない中での学校再開に懸念の声
なお、Twitterでこの写真をシェアしたジャーナリストは、「レクリエーションを活用しながら、教師らは子供たちのために地面に正方形を描き、社会的距離を尊重するように指導している」と綴っている。
取材したジャーナリストによると、実際に子供たちは友達同士距離を置かなければならない状況でも、正方形の中で飛んだり跳ねたりして遊び、ストレスが溜まっているようには感じられなかったということだ。
また、この保育園の子供たちへの指導に関してパリ教育省スポークスマンは、「学校側に、チョークで地面に正方形を描いて子供たちに社会的距離を維持するような指示は出していないが、全学校に対して誰もが社会的距離を維持すること、何も共有しないことの指導を促している」と述べている。
ロックダウンからおよそ2か月。学校が再開したとはいえ、必ずしも親や教師がそれに賛成しているわけではなく、むしろ多くの人々は懸念の声をあげている。
現在、フランスでの新型コロナウイルス感染者は約178000人、死者は27000人ほどと報告されている。状況が平坦化していないため、緩和は逆に感染者数の増加をぶり返すリスクにもなりかねないからだ。
・隣国のイギリスでも学校再開に抗議の声
ちなみに先日、隣国のイギリスでも、5月13日よりロックダウン緩和となる旨をボリス・ジョンソン首相が発表した。