「厚労省は何をやっているんだ!」PCR検査めぐる安倍総理の逆ギレ肉声 (2/2ページ)

Asagei Biz

「4月初めは夜間に出歩いている人が感染を広げていると言われていたが、このところ東京都の状況を見ていると、大きな感染は病院、介護福祉施設、さらに家庭内でも増えてきている。ステイホームと言うが、家で感染が増えてどうするんですか。東京の住宅事情では、家庭でソーシャルディスタンスは取れません。感染源を断ち切る対策になっているのか」

 4月末時点での経済協力開発機構(OECD)の調査によれば、人口1000人あたりのPCR検査数は日本は1.8人。これは先進国36カ国中35位。最下位のメキシコに次ぐ低水準という惨状なのだ。

「安倍総理はPCR検査の件数があまりに少ないことが世論の反感を買っていることをいまさらながら肌身に感じたようで、『厚労省は何をやっているんだ!』と怒り出す始末です。責任を厚労省の医系技官になすりつけている」(官邸担当記者)

 まさに福島第一原発の爆発事故で逆ギレした当時の菅直人総理を彷彿させる無策ぶり。もはや「政治主導」の声は完全に影を潜めてしまったのだ。

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