サンド、バナナ、千鳥、おぎやはぎ…「天下獲る芸人楽屋一緒説」!

日刊大衆

サンド、バナナ、千鳥、おぎやはぎ…「天下獲る芸人楽屋一緒説」!

 大きな物議を醸したナインティナイン岡村隆史(49)のラジオ発言。

 4月23日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、岡村は「(新型コロナウイルスが)終息したら、なかなかのかわいい人が短期間ですけれども、お嬢(風俗嬢)やります」、「短期間でお金を稼がないと苦しいですから。3か月の間、集中的にかわいい子がそういうところでパッと働いてパッとやめます」と発言。

 これが“女性蔑視”と捉えられ、ネットを中心に猛バッシングを受けることになった。

 4月30日の放送には相方の矢部浩之(48)が乱入し、岡村に公開説教を行った。その翌週の5月7日の放送にも矢部が登場し、再び相方の発言を謝罪したのだ。5月14日の放送にも矢部は3週連続で出演し、5年半ぶりの『オールナイトニッポン』への復帰が発表された。

「今回のことで2人の関係が近くなって、コンビ仲が改善すればいいですよね」

 と制作会社関係者は話すが、というのも、4月30日の放送で、矢部が「コンビそれぞれ、あるけども……まぁ、あんまりいい感じやないやん、ナインティナイン」と言及したたため、5月7日の放送では、リスナーからはコンビ仲について質問メールが届いていたのだ。

 矢部は「自分も、そう思っていた。相方もそう思っているやろな」と関係性について違和感があったと告白。一方、岡村も「ぶっちゃけ言うと、不仲やと思っていなくて話し合いはまったくなくなっていた」と、不仲という認識はなかったが、2人の間で話し合いなどがなくなっていたと明かした。

 矢部はさらに「誰か挟んでね……そういう関係がよくなかった。誰かを通してしかできなくなっていた」と語り、岡村は「それを相方は不仲やと思っていたと思う。それがスタイルやと」と応じた。続けて矢部は「楽屋一緒のときやから、何十年も前から思ってた。自分で言ったらええのにな。マネジャーがかわいそうやった」と、2人の話し合いがマネジャーを通じてしか行われていなかったと明かしたのだった。

■松本「一緒の楽屋っていうのが考えられへん」

 ナインティナインは、2019年11月放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にスペシャルMCとして出演。

 同じ事務所の先輩・東野幸治(52)が、「岡村がグチってた。ずっとナインティナインとして楽屋がひとつやったのに、ある日、別々になった」とエピソードを話すと、矢部は「僕が言いました。分けてくれと」、自分から切り出したと明かした。

 これに岡村は「これ、言われるってめっちゃ悲しいじゃないですか。今まで一緒やったのに」と残念そうな表情を浮かべていた。

「ナイナイぐらいのキャリアであれば、楽屋が別々に用意されることは珍しくありません。ダウンタウン松本人志さん(56)と浜田雅功さん(57)も、長年楽屋は別々です」(前出の制作会社関係者)

 2019年4月放送の『松本家の休日』(ABCテレビ)に出演した雨上がり決死隊宮迫博之(50)が『アメトーーク!』(テレビ朝日系)収録時に限っては、相方の蛍原徹(52)と同じ楽屋を共有していると明かした。

 これに松本は「(コンビで)一緒の楽屋っていうのが考えられへん……」と驚きの表情を浮かべ、「長いコンビで一緒の楽屋って恥ずかしくない?」と、ダウンタウンが別々の楽屋を使用している理由を語った。

「このエピソードからも分かるように、雨上がりも『アメトーーク!』以外の番組では楽屋は別々です。雨上がりは、特段、仲が悪いという噂は聞いたことはないですが、逆に仲がいいという話もまったくないですね。

 雨上がり決死隊は結成してから31年。長年コンビが続く中で、互いに相方は“ビジネスパートナー”のような感じになっているのかもしれませんね」(前出の制作会社関係者)

■おぎやはぎとバナナマンは今でも一緒

 一方で、キャリアを重ねた現在でも“楽屋が一緒”だというコンビも少なくない。民放キー局ディレクターは話す。

おぎやはぎバナナマンは今でも同じ楽屋ですよ。2組ともいつもコンビで楽しそうに話していますね(笑)」

 4月8日放送の『バイキング』(フジテレビ系)に出演した際、MCの坂上忍(52)から「おぎやはぎさんは仲いいから、(新型コロナウイルス対策の)ソーシャル・ディスタンスは無理でしょ?」と尋ねられると、矢作兼(48)は「今日なんて楽屋が別でさびしかったよね」と応じ、小木博明(48)も「初めて個人で分かれて、ここ何日間か仕事もけっこう飛んだんですよ。今日久々に会うからCM中もずっと話してて。最近の話を」と語った。

 1月17日放送の『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)では、バナナマンの設楽統(47)が「日村さんは、目をひんむいてビックリした顔でゆっくり楽屋に入ってくるの!」と、日村勇紀(48)が楽屋に入ってくる表情について話した。続いて日村も「設楽さんは楽屋のドアを勢いよく肩にぶつけてバーンって入ってくるよね。しかもしゃべりながら」と、お互いの楽屋の入り方について語った。

「2月21日放送の同ラジオでは、日村さんの新居で行われたパーティに設楽さんが寿司やシャンパンを持って参加したとも話していましたから、プライベートでも本当に仲が良いんですね。現在、好感度ナンバーワン芸人のサンドウィッチマンも楽屋が一緒で、超仲が良い。オフでも、家族ぐるみで会ったりしているようですよ」(前出の民放キー局ディレクター)

■楽屋が別々だとさびしくて……

 2019年5月16日の『アメトーーク!』では「サンドウィッチマン大好き芸人」が放送された。

 営業でサンドウィッチマンと一緒になることもあるナイツ塙宣之(42)は、富澤たけし(46)について「伊達さんが同じ楽屋にいるときだけキャッキャキャッキャ騒いでる。伊達さんがどこかまた違う楽屋に行っちゃうと、急に携帯を見始める」と、相方の伊達みきお(45)との関係性について明かした。

 また、別の番組では伊達も別々の楽屋が用意されていたときのエピソードとして「ここに(楽屋の)壁があったとするじゃないですか。で、僕がトントトトントンって叩くと、富澤がトントンと返してくれる」と、さびしさから壁をノックしたと話している。

「2020年1月7日、2人はそれぞれブログを更新し、正月休みに家族で旅行に行っていたことを明かしたんですが、なんと伊達家、富岡家の旅行先が偶然にも同じグアム。しかも、海で両家族は鉢合わせしたといい、その後、両家族一緒に食事に行ったそうですよ。偶然にもほどがあるし、もうサンドウィッチマンの2人は運命の赤い糸で結ばれているのかもしれませんね(笑)」(芸能記者)

 お笑いプロ関係者はこう分析する。

「バナナマンは年1回、単独コントを行うことが恒例となっていますし、サンドウィッチマンも毎年、全国各地を回るライブツアーを行っています。年に一度でも本気のライブを行うコンビは、コンビ仲が良い印象があります。コミュニケーションが密に取れる関係性でなければ、しっかりとネタ合わせもできないですからね」

■楽屋でじゃれ合う千鳥

 前出のお笑いプロ関係者は話す。

千鳥大悟さん(40)とノブさん(40)も仲がいいですよね。3月19日には大悟さんがツイッターに、ノブさんと楽屋じゃれ合う動画を投稿していましたよね(笑)。

 おぎはやぎ、バナナマン、サンドウィッチマン、千鳥の4組は冠番組を多数抱え、彼らが今後のお笑い界を担っていくことになるのは間違いありません。今の時代、天下を獲るコンビは、楽屋が一緒で仲が良い、と言えるのかもしれませんね。不仲なコンビは共演者も気を遣いますし、スタッフとしても使いづらいですから。

 これまで、ダウンタウンより少し下の世代のコンビの中には先輩芸人の影響で、“コンビでベタベタするのはかっこ悪い”という意識が刷り込まれていたのかもしれません。ただ、ダウンタウンの2人は小学校からの幼なじみ。ギクシャクした時期もあったでしょうがルーツは一緒。根幹のところではお互いを信頼し合っているのではないでしょうか。テレビに映る2人は楽しそうで、決して仲が悪いようには見えませんもんね」

 新世代のお笑いコンビは、どれだけ売れても楽屋は一緒!?

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