志村さん“初主演映画”の代役に臨む沢田研二「やり遂げる覚悟」の重み (2/2ページ)
「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」(1982年公開)では二枚目ながらもシャイな難しい役(実像通りの印象もあるが)を好演し、デパートガール役で共演した田中裕子とはこのあと結婚している。長い交友があった志村さんの代役、妻との縁をとりもった映画の監督作となれば、沢田以外の代役は考えられないだろう。
今回、代役を務めるにあたって、沢田サイドから発表されたコメントは「志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です」というものだった。
「思い出されるのは2018年10月に起こったさいたまスーパーアリーナのドタキャン騒動。まだ細かい経緯については明かされていませんが、どうやら客の入りが悪いという理由で、開演直前で公演中止を発表。会場に訪れた大勢のファンをガッカリさせました。言い換えれば沢田自身が『話が違う』『不当だ』と感じたら仕事を投げ出してしまう人間であることを露呈したこととなりました。志村さんが演じるはずだった役どころは、厄介者であるにもかかわらず、いつしか観客の共感を得て、感動を届けていくという難しい役どころ。それだけに、沢田の『やり遂げる覚悟です』というコメントは、多くのファンに安心感を与えたのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)
ここは志村さん追悼のために用意された絶好の機会。堅忍不抜の志でやり遂げてもらいたい。
(鷹太郎)