嵐の松本潤（３６）が、５月１４日放送の『ＶＳ嵐』（フジテレビ系）でダンスパフォーマンスを披露したところ、ガックリと１人で落ち込む場面が見られた。

　今回の放送は、メンバーがそれぞれ個別の部屋から出演し、ＣＧ合成で並んでいるように編集して放送される、初めてのリモート収録。収録日（４月２８日）の前日、櫻井翔（３８）は一時的に熱が出たため、大事をとって収録に参加しなかった。

　そして、“リモート嵐-１グランプリ”と題した新企画で、メンバーがリモートシステムを使ってさまざまな対決で勝負し、ゲストの“ザキヤマ”ことアンタッチャブルの山崎弘也（４４）、平成ノブシコブシの吉村崇（３９）、“こじるり”こと小島瑠璃子（２６）が賞品を賭けて１位を予想することに。

　最初の勝負は、嵐のデビュー曲『Ａ・ＲＡ・ＳＨＩ』のイントロを４小節だけを流し、そこから音楽を消して自らの体内時計を信じて踊り続けるという“ダンス時計グランプリ”で、サビ終了時、一番音楽とズレが少ない人が勝利というもの。

　対決前、松本は「俺ら何回聞いていると思ってるんですか？」「聞いているだけじゃないからさ、自分たちの場合。もう体に入ってる。踊ってるから」と、自信たっぷりのコメント。これを受け、吉村が「これはミスするときの言い訳だなぁ」と指摘して笑った。

　すると、松本は「何笑ってんだよ！」と吉村にツッコみ、「本当に申し訳ないけど微差しかないと思う」と、４人のダンスのタイミングに狂いはないと断言。「（最後の“ｆｏｒ　ｄｒｅａｍ”という詞で）手をおろすスピードが、ちょっと味が出ちゃったかなぐらい」と、絶対にズレないと宣言した。

　しかし、勝負が始まると、松本のダンスはほかのメンバーに比べてキレがなく、ゲストたちは「１人だけ違う」「ヤバすぎ」などとザワついた。そして、ダンス披露後も松本は「いつも通り、音にハメたらその通り」と強気のコメントだったが、ＶＴＲ検証で一番誤差が大きかったのは松本だった。

■松本潤は前からズレていた？

　この結果に、二宮和也（３６）が「悔しいなぁ、４人でそろいたかったよ」と声をあげると、自分のダンスが遅れていたせいでそろわなかった松本は「いや～、俺、嵐じゃないのかもしれない」と自虐コメント。残念そうに首を振って肩を落とすと、ザキヤマが「落ち込まない、落ち込まない！」となぐさめていた。

　これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「しょぼん潤がかわいすぎ」「潤フラグすぎたｗ」などと大ウケ。また、「松潤だけズレてるの、デジャブなんだけどｗｗ」「目隠しして踊ったやつ思い出した。今も昔も変わらんね」などと、以前も松本だけダンスがズレていたことがあると指摘する声も。

　これは、０７年に放送された『嵐の宿題くん』（日本テレビ系）の、“ヘッドフォンとマスクをして歌と踊りはピッタリ合うのか？”という企画のこと。曲は今回と同じ『Ａ・ＲＡ・ＳＨＩ』で、このときは逆に松本だけテンポが早く、一番早く踊り終わっていた。

　意外な弱点をさらしてしまった松本潤。負けず嫌いな性格だけに、後でこっそり練習しているかも？