かつて大相撲の断髪式は土俵に直接正座して行っていたって知ってた!? (2/3ページ)

Japaaan

断髪式をする力士が現在のように土俵上の椅子に座るスタイルに移行したのは、昭和20年代の中頃からだったと思われます。

双葉山の大銀杏にハサミを入れていた羽黒山自身が1954(昭和29)年に断髪式を行ったときの写真を見ると、既に椅子に座っているのが確認できます。

羽黒山の断髪式/画像出典:Wikipedia「断髪式」

なぜ断髪式をする力士の座り方は変わったの?

断髪式をする力士の座り方が変わった理由については、相撲ファンたちの間でも

(1) 正座を長時間できる力士が少なくなった
(2) 断髪式でハサミを入れる人が全体的に多くなったことや、出席者の高齢化などもあり、引退力士が正座するより椅子に座る方が髷にハサミを入れる人がラクだから

など、様々な意見が出ています。

どれも一理ありますが、実際に力士が正座をしているときと椅子に座っているときの「髷にハサミを入れる人との頭の高さの差」を考えると、(2)が有力なのではないでしょうか。

確かに、正座している力士の髷にハサミを入れるにはより腰を曲げた前かがみの姿勢を取らなければならず、高齢の出席者の中にはつらい人もいるでしょう。

ちなみに土俵上は「女人禁制」のため、断髪式でハサミを入れるために土俵上に上がれるのは男性だけです。

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