「奇跡の38歳」安達祐実の色香変遷(1)20代後半に「万策尽きた」

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「奇跡の38歳」安達祐実の色香変遷(1)20代後半に「万策尽きた」

 女優の安達祐実が今、アラサー女子から絶大な人気を集めている。「同情するなら金をくれ!」の名ゼリフで天才子役と騒がれてから25年。私生活では離婚と再婚、2度の出産を経験し、スクリーンでは過激なシーンも演じ、女の艶も磨いてきた。そのコケティッシュな魅力は、新たな実りの時を迎えている!

 今年4月、安達祐実(38)は女性ファッション誌「CanCam」6月号で同誌史上、最年長となるカバーガールを務めたことが大きな話題となった。

 芸能ジャーナリストの佐々木博之氏によれば、

「アラサーのフリーアナ・田中みな実(33)が、世の男どもだけでなく、同世代の女性からも人気を得ている理由の一つが『美容』です。今はファッションセンス以上に大切かも。安達にしても『アラフォーでもこんなにきれいなんて』と評価されている」

 確かに「CanCam」の表紙を飾る安達の表情や肌は実に艶やか。その美貌は、今や20~30代女性の憧れとなっている。

 現在の際立つあでやかなムードは、放送中の深夜ドラマ「捨ててよ、安達さん。」(テレビ東京系)からも伝わってくる。安達がテレビドラマで主演を務めるのは、意外にも10年ぶり。アイドル評論家の小谷哲氏もゾッコンの様子で、

「第3話のパジャマ姿はよかったです。居間のソファでくつろいでいる姿が妙に色っぽく、胸の谷間がチラッとのぞくだけでアラフォーの色気が伝わってきた。過去の人気子役って、なぜか『こまっちゃくれ』とか『あざとい』的なイメージを抱いてしまいがちですが、女優を続けながらよけいなイメージを捨て、その時々の自分をさらけ出し、上手に年を重ねてきたんだなとあらためて感じ、ちょっとホレました」

「捨ててよ、安達さん。」は、彼女自身が「安達祐実」を演じる、メタフィクションの要素が強いドラマなのも大きな話題だ。毎回、安達が思い出深い品物を手放していく過程が虚実入り交じって展開、彼女自身の女優人生を振り返る内容となっている。スポーツ紙芸能担当記者が解説する。

「例えば、初回は13歳時に撮られた出世作のドラマ『家なき子』(日本テレビ系)の完パケDVDを捨てる話でした。一度も見ない安達に向かって、DVDの擬人役・貫地谷しほりが『同情するなら見ておくれ!』と叫び、その理由を問い詰めるわけです」

 結局「捨てずに、愛娘にあげる」という結末だったが、そこから彼女が「天才子役」と呼ばれた名声と格闘した過去が見て取れる。

 安達は女性ファッション誌「VOCE」5月号のインタビューでも、次のように告白し、ファンを驚かせていた。

〈20代の終わりごろ、仕事で“万策尽きた”ってほどのピンチに陥ったことがあるんです。そこから脱却するために選んだ道は、捨てる勇気をもつこと〉

 どんなピンチか、そして何を捨てたのかはわからないが、その余波は仕事だけではなく、私生活にも及んでいたようで、

〈若い頃は思いつめがちというか、いろんなことが気になってしまって。誰かに助けてもらうのを期待するより、自分で責任をとる方がうまくいってもいかなくても気が楽だと〉

 と語る。天才子役の歩んだ道のりは、決して平坦ではなかったのだ。

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