田中みな実“60万部カマシ”&『半沢』延期で夏目三久パニック!

日刊大衆

(左から)田中みな実、夏目三久
(左から)田中みな実、夏目三久

 5月20日、元TBSアナウンサーでタレントの田中みな実(33)が『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)に生出演。

 田中は2014年9月にTBSを退社。退社を決意したきっかけについて、「いろいろなことやらせていただいて、安定してきちゃったからって当時は言っていたし、それも、もちろんあるんですけど」と切り出した。

 ところが「でもよくよく考えれば、朝、大きな改編があったんですね。朝の月~金の時間帯。で、そこで私はずっと常々帯番組をやりたいって言っていたから、そこにキャステイングしてもらえるだろうと思っていたんです。ちょうど5年目だし、来るだろうと思っていたら一切名前が挙がらなくて」と語った。

 続けて、「だったらまだ余力があるうちにぶりっ子でも何でもいいから、もしかしたら外のほうが帯番組をやれるチャンスがあるかもしれないって。とにかく月~金の番組をやりたかったんです。それで退社したというのが、それが本当のところ」と明かしたのだ。

「主にバラエティで活躍していた田中が朝の帯番組をやりたいと考えていたというのは少々意外でした。しかし、田中は2016年10月にスタートした平日昼の情報番組『ひるキュン!』(TOKYO MX)のMCに抜擢され、朝の番組ではないにせよ、帯番組を担当するという希望を叶えることができたんです。

 ただ、田中だけではありません。TBSでは他局出身のフリーアナウンサーばかりを重用して、局アナが不満を抱いて退社するという例は少なくないんですよね……」(制作会社関係者)

■「帯が全員外注だから辞める」

 3月17日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、テレビ局の“お局”の存在が話題になり、番組アシスタントを務める元テレビ東京アナウンサーの大橋未歩(41)は、TBSのアナウンサーが次々に退社する理由について話を振られると、「お局様がいるか分からないですけど、TBSアナウンサーの人たちに聞いたのは、なんでTBSを辞めるのかっていうと“帯が全員外注だから辞める”って言ってましたね」と明かした。

 さらに「朝は夏目ちゃん、夕方はホランさん、夜は小川アナってなって“全部外注で私たちに帯の仕事が回ってこないから辞めるんです”って」と、その内情を暴露したのだ。

 TBSでは、月曜から金曜の午前6時から放送の『あさチャン!』では元日本テレビの夏目三久(35)が、午後3時49分から放送の『Nスタ』ではタレントのホラン千秋(31)が、午後11時から放送の『news23』では元テレビ朝日の小川彩佳(35)がMCを務めている。

「アナウンサーを目指す人であれば、やはり帯の報道、情報番組を担当したいという希望はあるでしょうね。特に“報道のTBS”に入社したアナウンサーであれば、その思いはひとしおでしょう。ところが、局はアナウンサーたちの気持ちを汲み取ることなく、外部のフリーアナウンサーを重用しているんです」(前出の制作会社関係者)

■宇垣は『あさチャン!』降板でブチギレ!

 田中が退社して以降もTBSでは、吉田明世(32)、宇垣美里(29)など、エース級の女子アナのフリー転身が相次いでいる。

「夏目がMCを務めている『あさチャン!』には、宇垣も出演していました。ところが、プロデューサーからは1~2週間前というギリギリのタイミングで番組降板を知らされ、宇垣はそのプロデューサーが買ってきてくれたコーヒーを流しに捨てた、という“ブチギレ騒動”が週刊誌で報じられました。

 宇垣がこれだけ怒りを露わにしたのも帯番組を担当していたというプライドがあったからなのかもしれませんね」(前同)

『あさチャン!』については、昨年の番組の大忘年会で、番組総合司会の夏目が関係者100人を前に嗚咽したと、2月13日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では報じている。

「夏目は忘年会で長年にわたる番組の視聴率低迷を詫び、号泣したといいます。同番組の視聴率は2~4%と、同時間帯の『ZIP!』(日本テレビ系)や『めざましテレビ』(フジテレビ系)の8~10%に比べると壊滅的な数字ですから、通常なら即時、打ち切りやMCを代えるといったリニューアルを決断しなければならない成績。

 夏目も元日本テレビの局アナだったわけですから、TBSの局アナからの厳しい目を誰よりも感じているのではないでしょうか。昨年の忘年会では局アナを押しのけてMCを任されているにもかかわらず、結果が出せないことに涙をこらえられなかったのかもしれません。”夏目の生命線”だと言われる『半沢直樹』も新型コロナウイルスの影響で、どうなるか分かりませんしね」(民放キー局ディレクター)

 ドラマ『半沢直樹』が夏目の生命線とは、どういうことか?

■『半沢直樹』続編のための忖度?

 2013年7月クールに「日曜劇場」枠で放送された、堺雅人(46)主演の大ヒットドラマ『半沢直樹』。その待望の続編は、この4月より放送スタートする予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で現在まで1話も放送はされていない。

「TBSは主演の堺サイドと数年にわたって交渉を重ね、ついに7年ぶりに今年4月からの続編制作にこぎつけました。夏目は堺と同じ事務所に所属しているため、TBSが事務所サイドに忖度して、『あさチャン!』を打ち切ることができなかったと関係者の間ではもっぱらだったんです。

 ただ、現在はこのコロナでドラマの制作がめちゃくちゃな状況になってしまっている。TBSとしては、視聴率40%を超える日本ドラマ史に残る『半沢』の続編ですから、最高の状態で世に出したい。ですので、今年の放送はあきらめて来年以降に放送開始を延期するという案も検討されているとささやかれています。

 そうなれば、再び堺の事務所への忖度から『あさチャン!』が、低空飛行ながらずっと延命する可能性もある。ただ、その状況に最も心苦しい思いをするのは夏目でしょうね……」(前出の民放キー局ディレクター)

■『M 愛すべき人がいて‎』でも好演

「帯番組をやりたかった」と明かした田中みな実は、2019年12月に発売したファースト写真集が60万部を突破。多くの女性から“美のカリスマ”として憧れられ、数々のCMに出演。現在出演中のドラマ『M 愛すべき人がいて‎』(テレビ朝日系)で演じている謎の秘書・姫野礼香も大きな反響を呼んでいる。

「今や田中は、芸能界でもトップクラスの発言力、影響力を持っています。そんな田中が今になって“帯番組をやりたかった”と明かしたのは、現役のTBS女子アナのことを思ってのことだったのかもしれませんね。

 局アナ時代、希望していた帯番組を任せてもらえず、自分も悔しい思いをした。少しでも上層部が自局のアナを大切にしていたら自分もフリーにはならなかった、といった、TBSへの“カマシ”とも思える発言です。今回の田中の発言で、TBSで番組を持つ夏目のように結果が出せないフリーアナウンサーは、今まで以上の焦りを感じるかもしれませんね」(前同)

 美のカリスマとなった田中みな実が、現役TBS女子アナの未来を切り拓く!?

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