UV-C LED市場、新型コロナ禍における除菌への世界的意識の高まりが需要を促進 (1/3ページ)
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「深紫外LEDの応用市場とブランド戦略:2020年」(TrendForce発行)の販売を5月28日より開始いたしました。
従来のUV LED市場は、メーカーや消費者からの支持獲得のため、価格の引き下げに頼ってきました。しかし、現在は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、メーカーや消費者の除菌に対する意識が著しく向上しています。春節(旧正月)以降、殺菌・消毒機能を持つLEDの一種であるUV-C LEDメーカーへの受注問い合わせが急増しています。UV-C LEDには、市場価値を着実に向上させる機会があると考えられます。
UV水銀ランプは光出力が高く、主に学校や病院などの大空間の消毒に使用されています。一方で、UV LEDはウォームアップ時間を必要とせず、水銀を含まないため、より安全です。また、寿命も長い上、エネルギーコストと熱損失が抑えられるため、持続可能性という面でも優れています。さらに、UV-C LEDは単一波長帯を使用しており、光出力の改良を必要とするため、照射に関しては比較的安全性が高いと言えます。また、小型化された光源の強みを生かし、小スペースや表面の消毒などの市場需要にも十分対応できます。
COVID-19の影響を受け、UV-C LED製品は、消毒バッグ、ボックス、マタニティ製品、UV-C消毒トーチライト、持ち運び可能な消毒製品などを網羅しており、市場の需要を促進しています。
TrendForceのリサーチマネージャー、Joanne Wu氏は次のように述べています。
「UV-C LEDメーカーは長年、家電ブランド分野の発展に尽力してきまし。UV-C LED技術がより成熟し、大手ブランドに受け入れられるようになると、UV-C LEDは最終的に2020年に成長の好況期を迎えるでしょう。家庭用ブランド市場と比較して、UV-C LED製品の価格は、商用アプリケーション分野においてより受け入れられやすく設定されています。