死海文書の断片に肉眼では見えない隠し文字を発見(英研究) (3/4ページ)

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 「それぞれの紙片はほんの数文字がわかるだけですが、これは、ジグソーパズルの失くしたピースがソファの下から出てきたようなものなのです」

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image by:University of Manchester/Kings College London/Faculty of Theology of Lugano/University of Malta

 羊皮紙の断片に書き散らされた古代文字の発見など、たいしたことではないかもしれないが、これが死海文書であることを考えると、些細なことどころではない。

 このような発見は、この古文書への学術的関心の熱意の結果で、この羊皮紙はそれぞれ計り知れない価値がある。そのため、死海文書の捏造という問題がある今、聖書考古学分野において、見えない危険を生み出すことにもなる。

 だが、リードの死海文書コレクションは、もともとクムラン洞窟の正式な発掘調査で出てきたものなので、捏造とは違う。

 ここで調査された断片は、英国の機関によって保管されている、死海文書の唯一認証されたテキストの断片であることを意味している。
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