大野智（３９）が５月２７日、嵐の公式インスタグラムアカウントでストーリーを更新した。大野は「子供の頃、よくこの格好して歩いていた」とのコメントの後にヨガの鶴のポーズのような腕に全身の体重を掛けてバランスを取るポーズを披露した。

「ファンは大野のポーズに“バランス感覚と体幹が超人的だわ”や“大野くん体幹と筋力が凄いな！”などのコメントを多数寄せていました。また、大野のふくらはぎの筋肉が浮かび上がってきたのですが、“普段、見せない大ちゃんの筋肉に惚れた”というコメントも寄せられました。大野の男らしい一面に、ファンも惚れ惚れしていたようですね」（ＷＥＢ編集者）

　２０２０年末での活動休止を予定している嵐。大野の「自由な生活をしてみたい」という思いから、活動休止に向かって動き始めたといわれるが、今回のインスタ投稿は休止後に大野がやりたい生活の一部が見えたという。

「嵐のコンサートでも筋力や体幹も必要ですが、大野が肉体を鍛えるのはほかにも理由があるようです。大野は２０１８年１月発売の『月刊ザテレビジョン』（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）で“俺はカジキと闘いたい！格闘したい！！”と熱く語っていたのですが、その後に“カジキのために今、俺は筋トレしてるんだよ”とカジキを釣るためにトレーニングをしていると話したんです。インスタのストーリーで見せてくれた筋肉美は活動休止後に本格的な釣り生活、対カジキを意識してのものなのかもしれませんね」（女性誌記者）

　嵐の冠番組『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）の番組企画内で、大野は２０１８年に二級小型船舶免許、２０１９年に一級小型船舶免許を取得。さらに２０１９年９月２８日の同番組ではキハダマグロを釣る企画が放送され、実際にキハダマグロを３匹釣り上げた。

「大野の釣りに対する情熱はなみなみならぬものがあります。カジキは日本国内では沖縄がその漁場として有名ですが、大野は宮古島に物件を探しているとの話も聞こえてきています。２０２１年以降、大野は宮古島に移住してカジキを釣る夢を追いかけるのかもしれません」（芸能プロ関係者）

■アートにも注力

　大野が投稿したインスタグラムのストーリーは床にも注目が集まったという。

「画面手前の床を見ると、赤や白の汚れのようなものが映っています。これがＳＮＳで“絵の具が飛び散ってるのかな”など絵の具ではないかとの推測が広がっているんです。大野は絵画や立体の制作もやっていることで知られているので、絵の具と考えた人が多いようですね」（前出のＷＥＢ編集者）

　大野は２００８年に初の個展『ＦＲＥＥＳＴＹＬＥ』を開催。『２４時間テレビ』（日本テレビ系）のチャリティーＴシャツのデザインを２０１２年に現代美術家の奈良美智氏、２０１３年には草間彌生氏とコラボレーション。２０１９年にも大野がＴシャツをデザインしている。

「２０１５年には中国・上海で初めての海外個展も実現しました。２０１９年１１月２日放送の『嵐にしやがれ』では、大野が自身で操縦する船で『瀬戸内国際芸術祭２０１９』が開催中の瀬戸内海の島々を周りアートを楽しむという、大野の釣りとアートの趣味を合体させたような企画が放送されましたね。大野は活動休止後、釣りだけではなく、アートの分野の活動もすると言われていますね」（前出の女性誌記者）

　大野は個展だけでなく、２０１５年には７月に作品集『ＦＲＥＥＳＴＹＬＥⅡ』（ＭＣＯ）を発売し、同年のオリコン年間ジャンル別本ランキングの写真集部門で約１７．６万部を売り上げて１位に輝いた。

「大野のイラストやアートには多くのファンがついています。そのため、嵐の活動休止後も作品集を出す機会もあると思いますし、個展も開催するのではないでしょうか。個展は開催するだけでも１０００万円ほどの収益が上がるともいわれています。大野にとっても収入の一助になりますしね。かつて芸人を引退し、画家に転身したジミー大西（５６）のようになりたいということのようですよね」（前出の芸能プロ関係者）

■活動休止後の生活に向けて準備

　前出の芸能プロ関係者は続ける。

「インスタグラムで見せた筋肉と床の絵具汚れを見る限り、すでに釣りと芸術に没頭する日々を見据えた生活を始めているのでしょうね。東京五輪の延期で嵐の活動が延長するのではないかとの話もありましたが、どうやら当初の予定通り今年の１２月３１日で活動休止に入るそうです。

　そのため“休止後”の準備を着々と進めているのでしょう。大野は、芸能活動を続ける中で心身ともに限界が来て、“辞めたい”とメンバーに相談し、結果的に今回の嵐の活動休止に至った。今もギリギリの状態で活動を続けているようですが、多忙な生活の中で趣味に没頭、そして活動休止後の自由な生活のために準備を進めることが大野にとって癒やしであり、多忙でキツい状況とバランスをとるために必要なことなのでしょうね」

　活動休止まであと半年ほど。仕事と趣味のバランスを上手く保ちつつ、駆け抜けてほしい。