ダウンタウンよりウッチャン!?内村プロデュース“バカ売れ関西芸人”

日刊大衆

ダウンタウンよりウッチャン!?内村プロデュース“バカ売れ関西芸人”

 5月24日放送のトーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)に今田耕司(54)、千鳥ノブ(40)、サバンナ高橋茂雄(44)が出演。番組では、今田が東京に進出する関西の芸人へのアドバイスを明かした。

「今田は大阪から東京に進出する芸人に“東京に出たらまず、俺らじゃなくて内村さんと絡め”と内村光良(55)と絡むようアドバイスを送っていると明かしました。今田はこのアドバイスについて、“大阪の芸人は、東京に出たらまず内村さんと絡んで、東京の方に馴染んでもらう。内村さんが笑えば、東京の人がちょっとウェルカムになってくれる”と説明していました。

 今田はダウンタウンとの番組共演で知名度が上がった芸人。自らの親分というべきダウンタウンではなく、ある意味、ダウンタウンのライバル関係にあったウッチャンナンチャンの内村の名前を挙げるとは驚きでしたね」(テレビ誌記者)

 今田のアドバイスにノブは「言われたときはピンと来なかったんですけど、まさにそうでしたね」と納得した様子だった。

「千鳥が東京でブレイクしたキッカケになったのは、内村がMCの番組『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)でしたからね。この番組での活躍ぶりを見た内村が“ああいう面白い子らがむちゃくちゃ売れて欲しい”と話していたこともあったそうです。

 千鳥も“内村さんにハマったのもデカい!”と思っているそうで、ラジオ番組で“内村さんにハマると東京の人達が、こいつら使っても大丈夫なんだ、って思ってくれた感じはあったかも”と語っています」(前同)

 千鳥は、4月7日放送のバラエティ番組『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』(フジテレビ系)で、宮川大輔(47)の働きかけでバラエティ番組『満点☆青空レストラン』(日本テレビ系)への出演がかなったと明かした。

「千鳥は『満点☆青空レストラン』での活躍ぶりがスタッフの目に留まり、『笑神様は突然に…』への出演が決まったといいます。そのため千鳥が東京の恩人として宮川の名前を挙げるそうです。

 その宮川も内村がMCの番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で圧倒的な知名度を獲得しました。内村はバラエティ番組で、宮川がお祭りロケ2回目で参加したメキシコの鳥人祭りの企画を見て“これで『イッテQ』は救われた”と語るなど番組での宮川の活躍を認めています。内村に褒められたことは宮川にとっても自信につながったでしょうね」(芸能記者)

■ロッチ、よゐこも…

『イッテQ』で人気コーナー“ロッチ中岡のQTube”に出演するロッチの中岡創一(41)。ロッチが東京でブレイクしたキッカケも、2008年から2009年まで内村がMCを務めていた番組『THE THREE THEATER』(フジテレビ系)だという。

「シチュエーションコントや大喜利形式のミニコーナーなどが行われていたのですが、ここでロッチは話題になりました。番組も当初は深夜の放送だったのですが、後半はプライムタイムでの放送に変わり、ロッチの知名度はさらに上昇。その後、中岡が『イッテQ』に出ていることを考えると、ロッチは内村にハマった芸人と言えますね」(前出のテレビ誌記者)

 2018年11月13日放送のバラエティ番組『ジンギス談!』(HBC北海道放送)に出演したよゐこ濱口優(48)は、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)でブレイクしたと明かしていた。

「番組で濱口は内村について、“内村さんは後輩にも本当に優しい”と説明。台本をもって内村に質問をしにいっても、“お前の思う通り好きなようにやりなさい”と言われたそうで、まるで仏様のようだったそうです。また、南原清隆(55)にも多くのアドバイスをもらったようで、2人について“南原さんはみんなが兄貴と呼んで慕ってる。内村さんは師匠”と語っていました」(前同)

 ココリコ田中直樹(49)は役者としてのブレイクのキッカケが内村との番組にあったという。

「田中は、内村がメインキャストのコント番組『LIFE!人生に捧げるコント』(NHK)のレギュラーです。この番組でさまざまなシチュエーションのコントを演じてきました。元々テレビドラマでも主演をこなしていた田中ですが、この番組出演以降は『増山超能力師事務所』(日本テレビ系)での主演など俳優としての評価が高まり、マルチタレントとしての地位がより確固たるものになりました」(前出の芸能記者)

 田中と同じく『LIFE!』のレギュラー陣であるドランクドラゴン塚地武雅(48)は、芸人としての再ブレイクが果たせたという。

「塚地はドラマ『裸の大将』(フジテレビ系)での好演もあって、俳優としての評価も獲得。しかし、俳優として活躍として名声が高まる一方で、お笑いタレントとしての仕事が伸び悩んだといいます。しかし、『LIFE!』でイカ大王というキャラを始めてからは、お笑いの仕事も上向きになったそうです。イカ大王はCDデビューするほどまで人気を得ましたし、塚地が本業のお笑いで再ブレイクするキッカケになれたといえるでしょう。

 塚地はお笑い芸人のキャリアスタートは東京ですが、生まれも育ちも大阪。芸人になる前まで就職していた会社も大阪です。そのため、塚地自身のルーツとなったのは大阪の笑いなんです。レギュラー出演していた『はねるのトびら』(フジテレビ系)などコンビで活動する機会が多かったものの、ピンの芸人としてのブレイクが出来ていなかったと言えるかもしれません。そのため、『LIFE!』がなければピンとして名声を得るのは難しかったのではないでしょうか」(前同)

■東京の笑いには優しさが必要

 お笑いプロ関係者は語る。

「内村さんはかつて出演していた『内村プロデュース』(テレビ朝日系)で、有吉弘行さん(45)が再ブレイクするなど類まれなプロデュース力があるともっぱら。また、今田さんは『今ちゃんの「実は…」』(朝日放送)など今でも関西ローカルのレギュラー番組を持っているので、大阪と東京との違いを肌で感じているでしょう。

 少々激しめの芸風が歓迎される大阪と違って、特に最近、東京では笑いにも優しさが求められているような感じですよね。内村さんは基本的に優しさのある笑いですし、3年連続でNHK紅白歌合戦の総合司会を務めるほど視聴者からの好感度は抜群。そうしたことを踏まえて今田さんは、後輩の関西芸人たちに対して、内村さんに認めてもらうことを基準に、東京でもブレイクできる笑いを身につけてほしい、と考えているのかもしれませんね」

 関西芸人の東京での成功の鍵は、ウッチャンが握っている!

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