５月２８日のＮＨＫ『あさイチ』では、「今こそやりたい！家事シェア・料理編」と題して、在宅勤務や学校の休校など、外出自粛生活が続く中、家族やパートナーとどのように家事を分担していくかをテーマに番組が放送された。

　特集を見た視聴者からは「料理やってくれるはいいが、散らかすだけ散らかしてやりっ放し。後片付けが余計大変。ってのは、夫料理あるあるやなｗ」「うちも〇〇大臣とか〇〇課とかやってる！　皿洗い担当大臣、すぐやる課、掃除機担当大臣、お魚担当大臣、などなど……全部夫の役職ですが……」「そうなんだよな〜自炊は基本的に生きるために当たり前のことなんだよな〜片付けまでセットでだよ」と、大きな反響があった。

「ただ、番組ＭＣの博多華丸・大吉と近江友里恵アナウンサー（３１）のやりとりに違和感を覚えた人もいたのではないでしょうか。特集の内容からすれば博多華丸（５０）や博多大吉（４９）から近江アナに対して、“近江アナは家では片づけとかしっかりやるんですか？”といった質問が出てもおかしくないはずなのに、まったくそんな雰囲気にはならなかったんですよね」（夕刊紙記者）

　近江アナといえば５月２１日の『週刊新潮』（新潮社）が、２０１９年５月に結婚していたと報じ、大きな話題を呼んだ。

　記事によると、結婚相手は１５歳年上で、現在はＮＨＫ仙台放送局に勤務しているプロデューサー職の男性。２人は２０１９年５月１日に入籍したものの、近江アナの家族が１５歳という大きな年齢差を理由に２人の結婚に難色を示したからだという。

　近江アナの夫は『週刊新潮』の取材にも応じており、「私がいまだに近江家に認めていただけていないからです」と応じ、近江アナの親にもまだ会うことができていないと明かしている。

■『あさイチ』の面白さが半減!?

「家族の反対を押し切って結婚したため、近江アナは親や親族への手前、結婚を公表することができなかったのかもしれませんね。ただ、報道直後の『あさイチ』で華大の２人が近江アナの報道に触れることはありませんでしたし、５月２８日の家事特集では近江アナもスルー気味でした。

　また近江アナは、夫が自身の両親に会えていないと記者に語ったことに大激怒しているといいます。親に祝福されていないことに加え、近江アナ自身の夫への怒りも加わり、この結婚の話は局内、番組内でもタブー視されているのではないでしょうか。抜群のイジリ力を誇る華大でも、絶対ＮＧなんでしょうね」（前出の夕刊紙記者）

　２８日のお便りコーナーでは、視聴者から「新婚夫婦なんですが、家事のシェアについて夫とどう話せばいいですか？」という質問が寄せられ、華丸と大吉はそれぞれアドバイスをしていたが、近江アナは何も語ることがなかった。

「『あさイチ』といえば、家族や家庭、家事などが番組のメインテーマです。前任の有働由美子アナ（５１）は結婚はしていませんでしたが、私生活について赤裸々に語ることもあり、それを相方の井ノ原快彦（４４）がイジる、という一連の流れが好評を博していました。近江アナと華大に代わってからも、大吉が闇営業問題に揺れる所属事務所について自虐ネタを言ったりと、そのとき話題の時事ネタを、決して過剰にはならない程度に絶妙にイジるというのが番組の見どころでもありました。

　しかし、近江アナは私生活についても一切触れず、華大もそれをイジることができないとなれば、番組の面白さは半減してしまいかねない。先日の結婚報道で、近江アナ本人や華大はもちろん、番組スタッフも苦しい番組作りを強いられるかもしれないですよね……」（制作会社関係者）

　華大が近江アナの結婚に触れ、お茶の間に笑いを届けられる日は来るのだろうか――？