『水曜日のダウンタウン』怖すぎる“完全情報遮断”リモート企画!

日刊大衆

『水曜日のダウンタウン』怖すぎる“完全情報遮断”リモート企画!

 6月3日22時から放送される『水曜日のダウンタウン』(TBS系)。その放送内容が、放送当日になっても明かされず、SNSをざわつかせている。

「予告で使用されていたBGMが、今年1~3月のドラマ『10の秘密』(フジテレビ系)で主題歌『モノローグ』を歌い、注目を集めたアーティスト、秋山黄色(24)の『やさぐれカイドー』だったことが音楽ファンの間で話題になっていましたね。しかし、番組内容は“緊急リモート企画”という文言以外、いっさい情報が告知されない異例の事態となっているんです。

 新聞のラテ欄も“今夜○○リモート企画”という文言が4列並んでいるだけで、徹底的に情報が秘匿されています」(専門誌記者)

2020年6月3日の朝日新聞 2020年6月3日の朝日新聞

 これまでの『水曜日のダウンタウン』は、程度の差はあれど、放送内容は告知されてきた。今回のようなトップシークレットは前代未聞。出演者すら告知されていない。

「ファンの間でも、様々な憶測が飛び交っています。番組常連の安田大サーカスクロちゃん(43)が、6月3日で累計13日間もおでんを煮込み続けていることから、“これが水ダウの企画なんじゃないか”“リモートで出演するのかも”と、期待を寄せる声もあります。

 ちなみに、クタクタに煮込まれたおでんは、ファンから“汚でん”と形容されるほど茶色く濁って形も崩れていて、“実はもう食べてない気がする”“本当に食べてます?”と疑う声や、“これで最後にしてね(汗)”“最近暑いからマジで(食中毒)気を付けて”と、心配の声も出ています」(WEBライター)

 新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で、テレビ番組も「リモート企画」が増えてきた。TBSの場合は、5月31日の『傑作!新作!さんまの夢かなえたろか特別編』では、ファンと明石家さんま(64)や出演者たちがリモートで会話するサプライズ企画を行ったり、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ ムズキュン!特別編』では、エンディングの『恋ダンス』を星野源(39)や新垣結衣(31)がリモート出演で踊り、大いに盛り上がった。この『リモート恋ダンス』も、サプライズ企画だった。

「意表を突いたところだと、5月6日の『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)は、“事前にマニュアルを用意して、視聴者にそれっぽく撮影してもらう”という逆転の発想により、なんとフィンランドに住む日本人の家が紹介され、話題となりました。高橋弘樹プロデューサーも、“僕らでは撮れなかったような作品も多くありました”と、思わぬ効果だったことを明かしています。意外と自由度が高い“リモート収録”ですから、『水ダウ』もぶっ飛んだ内容では、と想像できますよね」(前同)

■『リモート収録』にぴったりの企画が過去放送されていた

『水ダウ』は、つねにコンプライアンスギリギリの攻めた企画を放送してきた。クロちゃんの「人間のクズ」としての本性が露わになり、一周回って人気を博したのも『水ダウ』の影響が大きいだろう。

「たとえば、18年5月30日には『数珠つなぎ企画で1番過酷なのジョジョの鉄塔システム説』と題して“芸人を監禁する→別の芸人を騙して呼び出し身代わりにする→繰り返し”という、コンプライアンス的にアウトな企画が放送されて、“一歩間違えば警察沙汰”と炎上しましたよね。実際、同年12月26日に『クロちゃんをとしまえんの檻に入れて一般公開』を行った際は、来場者が殺到して警察が出動する事態となってしまいました」(前出の専門誌記者)

 また、19年5月29日にオンエアされた『新元号を当てるまで脱出できない生活』は、放送批評懇談会が優れた番組に送る『ギャラクシー賞』にて月間賞を獲得したり、視聴者の感動を呼んだものの、冷静に考えると、芸人を4日以上缶詰にして行う壮絶な企画だった。

「新元号“令和”を当てるまで、マンションの一室にお笑いコンビ『ななまがり』を缶詰にして、ほぼノーヒントから“令和”を当てさせる無茶苦茶な企画でした。どうにかクリアしましたが、98時間40分も軟禁状態の、過酷な企画でした。今年4月30日に再放送された際は、“外出自粛の巣ごもり生活”という世相とリンクしたために、ツイッターでトレンド入りを果たしました」(前同)

 さらに『水ダウ』は、リモート収録の現状を予見していたかのような企画を、すでに17年11月22日に放送していた。

「『やり込んだネタなら、ボケとツッコミ別撮りでも成立する説』ですね。それぞれ、1人で収録したボケとツッコミを、同時に流したんですが、トレンディエンジェルの2人はほぼ完ぺきだった一方、途中で、ボケとツッコミが交代するスタイルの笑い飯の場合は、途中でどんどんタイミングがズレてしまう結果となりました。現在のリモート収録によく似た企画のため、“この企画の第2弾をやるのでは”とする声もありますね」(前同)

 常にチャレンジャーな『水ダウ』のこと。他番組とは一線を画した『リモート企画』を見せてくれるに違いない!

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