嵐・櫻井翔「113秒の超貴重“神シーン”」で吹き飛ばした悪評

日刊大衆

嵐・櫻井翔「113秒の超貴重“神シーン”」で吹き飛ばした悪評

 6月4日放送の櫻井翔(38)と有吉弘行(45)の冠番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に、嵐・櫻井翔を慕うアニキ会の3人が登場し、大いに話題になっている。

 この日のゲストは、KAT-TUN上田竜也(36)、NEWS増田貴久(33)SexyZone菊池風磨(25)といった、櫻井を慕うアニキ会の超豪華な面々。櫻井の歴史に迫る『アニキカルトクイズ』や、『アニキプレゼン』で時期アニキ会の時期若頭を決定する、という企画内容。前半のカルトクイズ部分では、櫻井のあまりにダサいファッションが反響を呼んだ。

「櫻井のファッションセンスが微妙なのはファンの間で周知の事実ですが、きっかけは08~13年放送のバラエティ『ひみつの嵐ちゃん!』で、お題に沿った洋服を選びファッションセンスを競う『マネキンファイブ』というゲームでした。女性ゲストが審査して、最後まで選ばれなかった人が“センス無し”と格付けされるゲームだったんですが、櫻井はよく最下位になっていた。今回のクイズでは、もはや“伝説”とまで言われる、櫻井が超ダサいコーデをした回が取り上げられたんです」(女性誌記者)

 09年11月19日放送の『流行色“赤”を取り入れたコーディネート』というお題の際、櫻井はとんでもないコーデを披露したという。

「“赤”はスニーカーに取り入れていたんですが、問題は上半身。“グレーのパーカーを脱ぐとさらに同色のパーカー”という、独特過ぎるファッションを披露したんです。

 この“ダブルパーカー”はあまりにも有名な事件で、その際に櫻井が発した“パーカー脱いだらパーカーだよ”というセリフとともに伝説に。アニキ会の3人は全員一致で正解していましたが、有吉の“伝説のダサいエピソードだよね”という問いに菊池が“違います。これでテレビ史に歴史を刻んだんです”とフォローを入れていました(笑)」(前同)

 私服以外にも、へそピアスやドレッドヘアーを決めて「悪(ワル)のカリスマ」と呼ばれていた中高生時代の写真や、デビュー直前でイケイケだった99年当時、雑誌で「“海をやっつける”っていう今年の目標を、ばっちり果たせたね」とカッコつけて答えていたりと、若気の至りだった恥ずかしい過去が掘り起こされてしまい「だんだん恥ずかしくなってきちゃった!」と嘆く櫻井の姿も見られた。

「ワイプで過去の自分に”うわぁ…”という表情をしている櫻井の姿に、“真剣な後輩によって黒歴史が掘り返されていくwww”“ダブルパーカーとかなっつ!”“グレーにグレーの配色もアレだったよね…”と、ツイッターは大盛況。“ダブルパーカー”や“マネキンファイブ”がトレンド入りしていました。番組前半はカッコ悪い話ばかり掘り下げられてしまった櫻井でしたが、やはりそこはスター。後半からは、カッコいい櫻井ヒストリーも紹介されました」(前同)

■ラップバトルを仕掛けたカッコいい姿も

 クイズが終了し、『俺しか知らない櫻井翔プレゼン対決』と題して、アニキ会3人組が櫻井の魅力をPRするコーナーとなった際、上田は19年夏のKAT-TUN大阪公演に、櫻井がサプライズ参加した際のエピソードを映像付きで紹介した。上田が喜ぶ、と気を利かせたスタッフが撮影していたという、テレビ初公開となる超貴重映像だった。

「上田のソロ『百花繚乱』は、毎回、上田がファンをステージに上げてタイマンでラップバトルする、というパフォーマンスが人気なんですが、これに櫻井はサプライズを仕掛けたんです。ステージの奥から櫻井が登場。スクリーンに櫻井がアップで映し出された瞬間、まさかの櫻井に、もう、観客はひたすら絶叫。“Hey Hey”と観客を煽る声に気づいた上田が振り返ると、ステージに櫻井がいたわけです。

 上田は“ウソ、マジで!?”と仰天しながらも、ファンに“アニキの前だぞ! 下手な姿見せんじゃねぇぞ! いいな?”とオラオラ口調でファンを煽り、ハイテンションでラップバトルに突入しました」(ライブ関係者) 

 そこで披露された櫻井のラップは、圧巻の一言。ソロパートは完ぺきにこなしたうえ、上田と声を重ねるパートも、ズレることなく見事にシンクロ。手を振ったり、ラップで攻めるパートは上田に詰め寄ったりと、歌唱以外の部分でも観客を魅了した。観客がペンライトを振り回して大歓声を上げるなか、歌い終わった櫻井は「Make some noise!(盛り上がっていこうぜ!)」と言いながら舞台から降りたことで、夢のようなコラボは幕を閉じた。

 そんな櫻井を「ありがとうございます!」と頭を下げて見送る上田の姿を「まさにアニキ会若頭」「本当にアニキが大好きなんだなぁ」と評する声もSNSで見受けられた。

「“円盤(DVD)収録されてないから超ありがたい!”“また見れるとは思わなかった!”“ファンが話してたのはこれか!”と、大好評でしたね。驚くべきことに、櫻井は当初サプライズする予定はなく、“ふらっと観に行っただけだった“そうです。当日になって、スタッフに打診されたとか」(専門誌記者)

 当日、会場を観客として訪れた櫻井だったが、スタッフに「上田くんがソロで客席からファンの子を上げるコーナーがあるんですけどね…」と言われ「俺出んの!?」と戸惑ったものの、快諾。「KAT-TUNのファンの人に喜んでもらえるものじゃないと(ダメ)」「ちょっと覚えるわ」と本番30分前まで上田のパートを何度も聞いて、「めちゃめちゃ大変だった!」「ムズい(歌詞)の書くな上田くん!」と、『夜会』で当時の心境を明かしていた。

「それでも、当日いきなり打診されて、アウェーといってもいい大阪ドームの大観衆の中に出ていって、すべての観衆を魅了するパフォーマンスをやってのけるわけですから、アイドルとしての地力がすごすぎる。あらためて櫻井翔はスーパースターなんだ、ということを実感させてくれる113秒の神動画でしたね」(前同)

■嵐ではサクラップに定評がある櫻井

「上田は“めちゃめちゃ盛り上がりました”“こんなことないですよ俺、マジでうれしかった!”と櫻井を絶賛。菊池も便乗して、SexyZoneのライブに毎年櫻井が訪れることを話し、“アニキ随一のやさしさ”と絶賛していました」(前同)

 櫻井は、嵐の楽曲でラップ部分の作詞を手掛けていて、櫻井が歌うパートが”サクラップ”と呼ばれている。

「嵐の結成時からラップを担当していた櫻井ですが、ラップの作詞を手掛けるようになったのは01年当時、音楽グループm-floのVERBAL(44)に”櫻井くんなんで自分でラップ書かないの?”と言われたことがきっかけだったと17年9月末の『ZIP!』(日本テレビ系)で明かしています。ファンから”サクラップ”と愛されている櫻井のラップですが、音楽業界では、ライムスター宇多丸(51)が08年の『音楽ファンに捧ぐ!食わず嫌いのための嵐特集!』(TBSラジオ)などで、櫻井のラップを評価していますね」(音楽会社関係者)

 次元の違う、アイドルの力を改めて見せつけてくれた櫻井アニキ。ファンと後輩たちのために、これからも頑張ってほしいーー。

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