広瀬すずに倖田來未…あの騒動もテレビの“配慮なき編集“が原因だった!? (2/2ページ)

アサ芸プラス

しかし、大人が配慮のある編集を施していれば、デビューしたての女優がわざわざ17歳の誕生日にツイッターで謝罪投稿をする羽目にはならなかったのでは」(テレビ誌ライター)

 さらに遡れば、歌手の倖田來未もまた2008年に出演したラジオ番組で、ニッポン放送による“カットをしない“編集の犠牲となっている。倖田は一夜限りのパーソナリティとして同局の「オールナイトニッポン」に出演したが、「女性は35歳を超えると、お母さんの羊水が腐ってくるんです。本当に! 汚れてくるんです」と笑いながら話し、根拠のない発言だったとして放送後に非難が集中した。

「同ラジオ番組は生放送ではなく収録であったにもかかわらず、ニッポン放送は誰が聞いても問題発言だと認識できる倖田の発言に適切な編集を施すことなく、そのまま放送しました。意図的な編集を加えることで番組でのヒール役を作り出すケースもありますが、広瀬や倖田の場合は、然るべきカットがされないことでの犠牲となり、いずれにしても編集に落ち度があったと言えるでしょう。もちろん彼女らが倫理的に問題があると認識されてしまうようなコメントを発したことは事実。しかし、収録当時まだ16歳だった広瀬や、26歳の倖田は番組を盛り上げようと普段以上にハイになってトークに臨んでいた可能性もあるため、そこは冷静な周囲の大人が配慮を見せてあげる必要があったとも考えられますね」(前出・テレビ誌ライター)

 これ以上、演者やタレントが不必要にヒール役に仕立て上げられ、放送後に誹謗中傷の標的となってしまうような番組作りについては、やはり見直していく必要があるだろう。(木村慎吾)

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