「コロナ抗体検査」実体験ルポ!費用8000円のキットで自宅採血、郵送したら… (2/3ページ)

Asagei Biz

ソフトバンクの孫正義会長兼社長が購入して医療機関向けに無償提供しようとしたものも確か、イノヴィータ社製だったような‥‥。

 今回はクリニックに出向くことによる濃厚接触の機会を避けるため、キットを郵送してもらい、リモート診察を受けることに。医師からは「持病はないか、最近具合が悪くなったことはないか、血圧は高くないか」といった三つの質問があり、それに答えるだけで終了。3日後にクリニックからのゆうパックが届いた。

 封を開けると、中にジップロックが入っている。その中にはさらに中サイズのジップロックが、またその中には小サイズのジップロック! マトリョーシカ方式で保護された抗体検査キットである。

 厳重管理の袋の中から取り出し、仕様書を読んでみた。キット本体は使い捨てタイプの皮膚穿刺器具だ。それに指の爪ほどの大きさの蓋付きフラスコのような瓶(薬液が入っている)と消毒綿、スポイト、絆創膏。これが全貌である。

 やり方はいたって簡単だった。皮膚穿刺器具についているボタンを押すと針が飛び出してくる。消毒綿で拭いた指の先をその針でチクリと刺し、スポイトで血を採取。それをフラスコの中へ落とすのみだ。そして指先に絆創膏を貼っておしまい。ゆっくりやっても、10分もかからない。あとは3重構造のジップロックに入れてクリニックに返送し、結果を待てばいい。

 それから5日後。クリニックの医師から電話がかかってきた。

「結果が出ました。陰性でした。よかったですね」

 陰性‥‥ということは、コロナの抗体ナシ? ああ、ガッカリだ。いやいや‥‥ではなく「よかったですね」とはいったい何か。

「陰性=抗体を持っていない」わけだから、今後感染する可能性があるので残念、ということではないのか。

「いえいえ。抗体検査で陽性が出たとしても、その抗体が終生免疫だとはまだ解明されていないんです。それに、抗体があっても再感染する、つまり1~2カ月で抗体が消えてしまう可能性も世界で指摘されています。いまだ謎が多い未知のウイルスなので、かからないに越したことはないんですよ。

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