５月２６日、すべての芸能活動を無期限で自粛することが発表されたＮＥＷＳの手越祐也（３２）。

　手越は処分に不満を抱いており、特に特に滝沢秀明副社長（３８）に強く反発しているという報道もあり、スポーツニッポンでは「今後も“滝沢体制”が続くなら出て行ってやる」と知人に話していたと報じている。

　しかし手越は、６月４日発売の『週刊文春』（文藝春秋）の直撃取材でこうした報道を否定。

「滝沢氏との確執について尋ねられた手越は“ありえない。滝沢くんは自分の話を聞いてくれる。タレントの気持ちも分かってくれる”と答えています。ただ、手越は今年３月にジャニーズ事務所と契約を更新したものの、その前後の時期に事務所上層部やＮＥＷＳのメンバーに退所する意向を伝えていたといいます。

　退所の意向は伝えたものの、今年は残留ということになったのでしょう。契約を更新したため、来年の３月まで退所することはないという見方が強いですが、そうとも言い切れません。

　というのも、今年３月にジャニーズ事務所を退所した元ＳＭＡＰの中居正広（４７）の契約は、毎年６月に意思表明をし、９月に更新ということでした。ですが、中居は３月に退所。ジャニーズ事務所と当人の双方が同意すれば、契約月でなくても退所できるということですね」（芸能プロ関係者）

■年内退所が濃厚!?

　手越は『週刊文春』の取材に対し、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったＮＥＷＳのコンサートツアーを「やり遂げたい」と語っている。

「手越としてはコンサートをやってから辞めたいというのが本音でしょうが、コロナがある程度終息したとしても、今年は大規模なコンサートを行うことは難しいでしょう。ジャニーズ事務所は手越が反省の態度をはっきりと見せ、人間関係を変えない限り、彼を許すつもりはないようです。ただ、現時点では手越も自身の考えを変えるつもりはないみたいですね。

　ジャニーズ事務所としても、そんな手越には契約満了まで残ってもらいたいとは思っていないのではないでしょうか。年内での退所は濃厚と見られていますね」（前出の芸能プロ関係者）

　手越は退所後、自身の知名度や人脈を活用して「実業家になりたい」と話しているという報道もある。

■後輩を一喝！

　ワイドショー関係者は話す。

「手越にはＩＴ関係の起業家や実業家などの知人も多いといいますから、そういった人脈を駆使してビジネスを立ち上げるというのは現実味がありますよね。手越については、新型コロナウイルスの影響で生活が苦しくなった母子家庭に弁当を宅配するボランティア活動をしていたという報道がありましたが、あれもイタリアレストランを運営する企業と手を組んで行ったもので、評判もいいですよね。

　実は、手越は酒席での魅力はまさに天下一品。一緒にいる相手を簡単に“オトす“といいます。あるタレントが実業家から酒席に呼び出された際、手越も同席していたそうなんですが、彼はそういった酒席にはイケメンの後輩を数人連れて来るそうなんです。後輩といっても、ジャニーズタレントではないようですが。

　飲み会で、同席したタレントらから“ジャニーズのトップアイドルがこんなところに来ていいんですか？”とか“手越くん、もっと飲んでくださいよ”などと、少ししつこく声をかけられると、周りの後輩が手越を守るように、“ちょっと勘弁してもらえますか。手越くんは疲れてるんで”と、断りを入れるそうなんですが、それを手越が“いやいや。お前ら違うよ。オレよりもさらに先輩に何失礼なことしてるんだ！”と、結構大きめの声で一喝するそうなんです。

　そんな姿を目にした実業家からは、“見た目はチャラチャラしているのに、言葉遣いもしっかりしているし、上下関係も重んじる”、“意外と体育会系なんだな”といった評価になり、スッと懐に入ることができるといいます。そうやって作り上げた人脈が多数あり、始めようとしているビジネスにもアテがあるのではないでしょうか」

　退所後を見据え、手越はすでに明確なビジネスプランを描いているのだろうか？