これが次世代マスクなのか!?透明性・通気性・生分解性を備えたマスクが登場(スイス)
次世代の透明マスクが登場 image credit: youtube
新型コロナウイルスの猛威は、日本だけ見ると少し収まったかのように見えるが、アメリカやブラジルでは相変わらず予断を許さない状況となっている。
最近になってWHOはその指針を変え、マスクの着用を呼び掛けたが、第2波を避けるためにも、社会的距離の維持は必須であり、マスク着用が望ましい。
日本ではマスク着用はごく一般的だが、欧米ではいまだ、息が吸いにくい、会話がしづらいなど着用に抵抗を感じている人も多いようだ。
そこで、スイスのある企業が、透明性、通気性、生分解性を備えた次レベルのマスクを開発。来年早々にも市場展開の予定となっている。『designtaxi』などが伝えた。
First fully transparent surgical mask about to go into production
・スイスの企業が開発したHello Masks(ハローマスク)
スイスに拠点を置く研究開発会社『EPEL』と、スイス連邦物質科学技術研究所(EMPA)の研究チームが今回の新レベルのマスク開発に至ったのは、2014年から続いた西アフリカのエボラ危機がきっかけだったという。

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全身PPE(個人用防護具)に身を包んだ現場の医療従事者たちは、患者に自分の顔がわかるようにと、それぞれ胸元に顔写真を張り付けていました。
その配慮に感動し、同時に表情がわかるマスクの大切さを実感したのです。
このように語るEPELの管理責任者クラウス・スコーネンバーガー氏ら研究チームは、数年前からマスク開発に取り組んできた。
新型コロナウイルスによるパンデミックの最中でも引き続き開発が続けられ、現在ようやくその発明品が製造段階ステップに入ったようだ。
Hello Masks(ハローマスク)と名付けられたマスクは、透明性、通気性、生分解性を備えており、聴覚障碍者など表情を介してコミュニケーションを必要とする人たちにとっても便利なほぼ透明のマスクになっている。

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・呼吸しても曇らないマスク
これまでにも、複数の透明なプロトタイプのマスクが出回っているが、このHello Masksは呼吸後に曇ることがないというのが利点だ。
有機バイオマスベース素材で作られた生分解性マスクは、もちろんリサイクルが可能で、材料作成には極細の糸を形成するため電荷を伴うエレクトロスピニングという方法が使用されており、ポリマーベースのファイバーが100ナノメートルの間隔で配置されている。
また、ウイルスや細菌からのバリケードとして機能しながら、空気粒子を取り入れることができる典型的な使い捨てマスクのフィルターシステムを模倣した作りになっているという。

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・来年早々には市場展開の予定
EPELは、既にこの発明品を医療従事者のために大量生産できるよう製造プロセスに取り組んでおり、スタートアップを立ち上げている。
その後、更に生産を拡大し、一般市場に展開していく予定だそうで、早ければ来年早々にも製品発売が実現されるようになるということだ。
written by Scarlet / edited by parumo