ミルクボーイ駒場孝が空前の大躍進!「2020年、夏。」

日刊大衆

ミルクボーイ駒場孝が空前の大躍進!「2020年、夏。」

 6月13日、M-1グランプリ王者のミルクボーイ駒場孝(34)が、土曜日のゴールデンタイムを独占する大活躍を見せた。

「フジテレビ21時からの『IPPONグランプリ』、その後の23時10分の『さんまのお笑い向上委員会』に続けて出演していましたね。両方とも収録でしたが、図らずも両番組とも、駒場が神がかったかのような活躍をしていたんです」(制作会社関係者)

『IPPONグランプリ』は、そうそうたる芸人たちが大喜利の腕のみで競いあう、お笑い純度100%の番組。バカリズム(44)、ロバート秋山竜次(41)や千鳥大悟(40)、千原ジュニア(46)といった優勝経験者と並び、駒場は初の出場を遂げた。

「最初のお題は“韓国料理っぽく怒ってください”というものでしたが、駒場は出演者の中で最初に回答し、“チャンジャお前は?”という回答で、見事に“初手IPPON”を決めました。その後も、“いまだチャプチェ見たことないよ”“お前みたいなやつに娘はやらん。どこのカニのチゲかもわからんのに”と回答し、意外なほどの大喜利センスを見せてくれましたね。1問目終了時点では、千原ジュニアの4ポイントに次ぐ3ポイントで、秋山と同率2位というスタートを決めました」(制作会社関係者)

 結果としては、決勝進出には及ばなかった駒場だが、秋山、大悟、千原の3人が10点でサドンデスに突入したのに対して、駒場のスコアは9点。とても初出場とは思えない好成績を残したのだ。

■ストイックな駒場

「大会チェアマンのダウンタウン松本人志(56)も、“銭湯の風呂のへりに座って全然湯船に浸からない芸能人第1位は?”という問いに対する駒場の“春風亭昇太”の回答に“(笑いの)尾を引いてしまったなぁ”と称賛。SNSでも“キャラに頼らないの格好良い”“また出てほしい!”“他の出場者と比べてちゃんと大喜利してた”と、称賛の声があふれていました。デビュー戦としては大成功でしたね」(WEBライター)

『IPPONグランプリ』に続く、『お笑い向上委員会』でも駒場が中心となる展開に。

「19年のM-1グランプリで優勝し、これからというタイミングでコロナ禍で仕事がなくなってしまったことをミルクボーイの2人は嘆いていました。駒場の相方・内海崇(34)は、ヒマすぎてクーラーの掃除ができたそうです(笑)。

 番組では、出演していたコロコロチキチキペッパーズナダル(35)が、駒場を自身の派閥『ナダル軍団』へスカウトする流れに。現在、駒場が参加している『津田軍団』の首領であるダイアン津田篤宏(44)と、ナダルが駒場をめぐって争うという展開がありました。そこで、津田が駒場について“あっ こいつは絶対あかん(売れない)やろうなと思ったら、どんどん腕つけてって”“むちゃくちゃいま、おもろなってもうて”と、駒場のことを絶賛していましたね」(バラエティ番組関係者)

 なぜ、駒場はそこまで伸びたのかーー。

「芸に対して、超ストイックなんです。優勝直後の記者会見で、“バイトとお笑いの仕事以外は全部ネタ合わせに時間をあてた。趣味の時間を削ったというか、やめました”と話していて、ある時期を境に芸人との飲み会をいっさい断るようになったそうです。かわいがってもらっていた今田耕司(54)の誘いも断っていたといい、今田も駒場のその覚悟を汲み、決勝が決まった時は《ほな、決勝で》と一文だけLINEがあったそうで、駒場も“めちゃめちゃ嬉しくて”と昨年12月27日の『八方・今田のよしもと楽屋ニュース2019』(ABCテレビ)で明かしています」(専門誌記者)

■学生時代から研究熱心だった

 今年1月15日の『クイック・ジャパンウェブ』に掲載されているインタビューによると、駒場は高校生時代からネタ帳を書いていたという。卒業後、すぐに吉本の養成所NSCに入ろうとしたが、親に「せめて大学に行ってからにしろ」と諭され、大阪芸大に入学。落語研究会で腕を磨いた。ミルクボーイはそこで結成されたのだが、当時から、ストイックな姿勢は変わらなかったという。

「当時から“横軸がボケ数で縦軸が笑いの点数のグラフ”を作ったり、服装を毎回分析していたそうです。また、駒場はボディビルダーとしても活動しています。18年6月の『大阪オープンボディビルコンテスト』で優勝したり、『月刊ボディビルディング』(体育とスポーツ出版社)にコラムを掲載したりと、こちらでも大活躍。16年5月18日の駒場のインスタグラムによると、駒場がボディビルにハマったのは中学1年生のころ。ボディビルは過酷ですから、これも現在のストイックぶりに影響を与えていると思います」(前出のWEBライター)

 今回の『IPPONグランプリ』で、競技に入る前に、松本が駒場の出場について「(こうした大喜利を競う場に出るのは)駒場なんやな。2人どっちかでいうと」とコメントすると、駒場は「いや、本当でも、どちらも強いです、僕たち」と即答。この答えは松本に「カッコいい! 優勝する人の言い草や」と言わせている。

 相方思いでもある駒場。今回の『IPPONグランプリ』でますます評価が上がり、これからの躍進が大いに期待できそうだーー。

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