佐藤健の「たこ焼き・治療・岩石」素顔の“神テレ”名場面
6月15日の『アイアム冒険少年&オオカミ少年特別編合体3時間SP』(TBS系)で、またも佐藤健(31)がやってくれた。上白石萌音(22)主演を務めた同局の大ヒット胸キュンドラマ『恋はつづくよどこまでも』での「胸キュン」なNGシーン集が放送され、視聴者の心をさらったのだ。
「この特番では、同時期に放送されていた『恋つづ』『テセウスの船』『病室で念仏を唱えないでください』のそれぞれNGシーンを流すものの、実は1つだけニセNG、というクイズコーナーがあったんです。
『恋つづ』のNG場面では、どれも佐藤の素の反応が見れて最高でした。“DVDに特典で入れてほしい!”“思い出すとニヨニヨしちゃう”と、SNSでは久々の『恋つづ』の佐藤に胸を躍らせる声が続出でした」(女性誌記者)
まず、3月14日の同番組で流れた「岩石NG」から。佐藤演じるドSドクター・天堂は、仕事の流れをせき止めてしまう新人ナースの七瀬(上白石)を「岩石」呼ばわりしていたのだが、このセリフのNGシーンだった。
風呂あがりの佐藤健が、首にタオルをかけたラフな格好で七瀬に向かって、
「岩石みたいに遮って、人の動線ただ邪魔するだけなら、容赦なく切る!」
と言い放つドS全開のシーン。
「ところが、NGでは“岩石みたいに邪魔だけして”と言い間違え、そのまま続けようとするも、“人の動線邪魔だけしてにょうららなんたらかんたら”とグッダグダに。最後には頭を掻いて佐藤は苦笑い。上白石が大爆笑してしまいました(笑)」(前同)
■未公開NGシーン:『方向音痴』と『たこ焼き』
前出のシーンは3月14日に放送されたNGパートだったが、今回の特番では初出しとなる未公開のNGシーンも放送された。いずれも、本編に負けず劣らずの胸キュンぶりだ。
未公開1つめは、急患をストレッチャーで手術室に運ぶ、緊張感あふれるシーンだった。OKシーンでは、ストレッチャーの後ろを佐藤が手術室のある左の通路へ曲がっていくのだが……。
「ストレッチャーが間違えて右の通路へ曲がってしまったんです(笑)。助監督に指摘されてNGに気づくんですが、佐藤も笑ってしまっていて、“いちばん面白いね”と、思わず気が抜けた素の声が出てしまい、SNSでは“笑ってる健くんの顔が最高でした”と好評でした。スタッフがストレッチャーを引いた2人を”方向音痴”とイジる声も聞こえました」(制作会社関係者)
その後も視聴者が胸キュン死しそうな、佐藤のNGシーンは続いた。2番目は、6話の撮影中に起きた「たこやきNG」だ。
恩師たちとの食事会を抜け出して、先約だった七瀬とデートをする名場面。「食事会は?」と不安がる七瀬に対して、露店で「大阪来たらタコ焼きだろ。(1つ頬張ってから)いらないんだったら俺が全部もらう」と言いながら、カッコよく歩き始める。七瀬に気を使わせまいとする、天堂のさり気ない優しさが素敵な名場面だ。
「NGでは、佐藤健がたこやきを口に入れたものの、あまりの熱さに“俺が全部…もはふっ”と笑ってしまい、オマケに何度も“熱(あっつ)っ!”と悶えてしまう、というもの。NGに笑いながら上白石が画面外の佐藤を追いかけ、“しかも(口に)ソースしっかりつけてましたよ(笑)”とダメ出しする、ほっこり度200%のNGでした。この未公開シーンは“もはふっ可愛すぎ”“もはふww”“2人とも可愛すぎ”と大好評でしたね」
■あの佐藤がたじたじに!
そのほかにも、「誰も(デートに)行くとは言ってない!」と七瀬とのデートを渋る天堂に対して姉役の香里奈(36)が酒を飲みながら「言いなさいよバカ! アホ! 魔王!」と押し切るシーンでは、香里奈がおふざけでわざとNGを出したことで、佐藤がたじたじになる珍しい一幕も。
「“言いなさいよ”の部分で“いつ言うの? いまでしょ!”と急に林修(54)の名言を披露し、呆気にとられた佐藤が、思わず林先生の手を上げるポーズを取ってしまったり、“(ネタが)すごい古いよ……”と佐藤が冷めた感じでツッコんだり。上白石は机に突っ伏して大笑いしていて、本当に楽しそうな撮影風景でしたね(笑)」(専門誌記者)
楽しい未公開NGはここで終了し、いよいよ本題である「これはリアルNGか、演技NGか?」のコーナーに突入。問題のシーンは第7話。風邪で寝ている天堂に七瀬がキスして、
「これは治療です」「風邪うつるだろ」「バカだから、うつりません(笑)」「バーカ」
と、掛け合いが続く。これまで「これは治療だ」と称して七瀬にキスを重ねてきた天堂が“逆治療”される、ムズキュン名場面の1つである。
■スタジオがお腹いっぱいになった『神テレ』NG!
「NGシーンは、“風邪うつるだろ”の直後に上白石が照れて“んふふふふ”と吹き出してしまい、セリフそのものは佐藤の最後の“バーカ”まで言い切れたものの、終始吹き出すのをガマンしていたうえ、最後は佐藤も笑ってしまい、NGになってしまった、というものでした。
スタジオのダウンタウン・浜田雅功(57)が“何をイチャイチャしとんねん!”と視聴者の気持ちを代弁してくれています(笑)」(前出の制作会社関係者)
浜田がツッコんだ後もVTRは続き、ワイプで「まだやんのかい!」とツッコまれるムズキュンぶり。最後はソファで寝ている佐藤も照れてしまい「笑い出すなら出してほしい。もう“うふふ”って。もう漏れ(NG)だから」と笑っている姿が流れて、VTRは終了した。ちなみに、これはフェイクではない本当のNGシーンだった。
「浜田と同じくVTRを見ていた麒麟・川島明(41)は“何を見せられているかわからなかった。いちばん早よ終われって思いました”と、あまりのムズキュンぶりに、お腹いっぱいになっていました(笑)。
SNSでは、“(佐藤について)役はカッコいいけど素がかわいい!”“尊すぎ”“浜田の気持ちはわかるw”“ニヨニヨ止まらない”と、大盛り上がりでした。やはり、ムズキュンシーンは何度でも見たくなりますよね……」(WEBライター)
放送終了から6月17日でちょうど3か月。佐藤健の胸キュンNGシーンを提供してくれた『恋つづ』と『オオカミ少年』スタッフに感謝したい。