５月２６日に無期限芸能活動自粛が発表されたＮＥＷＳの手越祐也（３２）。同月１３日発売の『週刊文春』（文藝春秋）で、外出自粛要請期間中の４月下旬に複数の女性を呼び寄せて、プラベートパーティーを行っていた、と報じられたことから、１５日にジャニーズ事務所から新ユニット『Ｔｗｅｎｔｙ★Ｔｗｅｎｔｙ』（トゥエンティ・トゥエンティ／通称トニトニ）への不参加が発表。２３日にも複数の女性らと六本木の場やラウンジで飲み会をしていたことが同日付の『文春オンライン』で報じられてしまい、活動の自粛に追い込まれた。

　民放キー局関係者は、

「手越は、仕事に一切手を抜かず、人知れずボランティア活動もしていたといいます。そのため“仕事も慈善活動もやっている。飲みに行くのもコロナ対策をしてやっている。それの何が悪いんだ!?”と一連の処分に怒っているそう。そのため、遅くとも年内には退所となる方向で調整している、との話も聞こえてきます。そして、ジャニーズ事務所としても、手越の意向は尊重するようです」

　と話し、こう続ける。

「手越はＮＥＷＳの歌の要。後輩にボイストレーニングのレッスンをするほどで、それを通じて、手越を慕っている後輩も少なくないんです。手越は、処分を下した事務所の幹部に対して反発しているという話です。そうなると、ジャニーズ事務所の手越シンパの若手の動きが気になりますね。すでにデビューしているタレントもいますから、彼らが手越にならって暴発なんかされた日には、たまったもんじゃないでしょう……」

■人気Ｊｒ．も信者!?

　２０１８年に結成され、最近ではメンバー個人でバラエティ番組に出演することもある、ジャニーズＪｒ．内の人気グループ・７ ＭＥＮ 侍。メンバー最年長の中村嶺亜（２３）は手越の“信者”とも言えるほどの心酔ぶりだという。

「中村は、４月９日放送の『プレバト！！』（ＴＢＳ系）や２月２０日放送の『ダウンタウンＤＸ』（日本テレビ系）など、最近では人気バラエティ番組でも目にする機会が増えた期待の若手です。大学で油絵を学んでいるそうで、アーティスティックな側面もあります。

　以前から、アイドル雑誌などで度々“手越くんに憧れている”と公言していて、２０１４年７月発売の雑誌『ＷｉＮＫ ＵＰ』（ワニブックス）では、“この世の中で１番尊敬してるのは手越くん”と言い切るほど。さらに手越と同じ建物にいると聞いただけで、“緊張する。どうしよう緊張する！”と動揺してしまうなど、その惚れ込みっぷりは、一部のファンの間でも知られていたようです。その後、手越とは連絡先を交換し、２０１５年１月発売の同誌によると、中村が手越のレコーディングを見学したといい、お互いにプレゼント交換をする関係になったそうです」（女性誌記者）

　同じく、ジャニーズＪｒ．内のユニット・美 少年の浮所飛貴（１８）も、手越に惚れ込んでいるのでは、と話題になっている。

「浮所は、デビュー前ながらジャニーズタレントの生写真の売り上げランキングの上位に度々入り、秋には主演映画の撮影が始まるという話で、すでに人気が高いスター候補です。そんな浮所も手越に憧れているようで、２月１４日放送の音楽バラエティ番組『ザ少年倶楽部』（ＮＨＫ）で、浮所は手越のソロ曲『Ｉ＇ｍ ｃｏｍｉｎｇ』をカバーしました。

　さらに５月２３日、ＹｏｕＴｕｂｅのジャニーズＪｒ．チャンネルに投稿された動画『美 少年【それ当たり前？】お味噌汁の具材定番５つ選ぶとしたら？』では、“テイッ！”という、手越がハイテンションになったときに出す決めポーズを真似て、ファンが驚くこともあったんです」（前同）

　将来のジャニーズを背負う若手すら虜にしてしまうとは、さすが手越というほかない。

「Ｔｒａｖｉｓ Ｊａｐａｎの七五三掛龍也（２４）も、手越と２人で焼き肉に出かけるなど親交を深めているようです。表に出ていないだけで、ほかにもＪｒ．の若手で手越が好きなタレントはいそうですね」（同）

■ジェシーはかわいい

　１月２２日にデビューをはたした、ＳｉｘＴＯＮＥＳのジェシー（２４）と京本大我（２５）も、手越を慕う後輩だという。

「３月３日放送のラジオ番組『ＫちゃんＮＥＷＳ』（文化放送）に出演した手越は、自身を慕う後輩に、ジェシーと京本を挙げていました。２０１８年１月２３日放送の同番組でも、２人がご飯に誘ってくると話しているなど、以前から仲が良いみたいですね。

　ジェシーは手越と食事にも何度か行くなど仲を深めていて、信頼関係ができているようです。手越はジェシーについて“先輩だからって変に気をつかわない”としつつ、“ちゃんと敬語で話すし、飲み物がなくなったら、飲みますか？って聞いてくれる”“ごまをする感じとかはなくて、素直でかわいい”と２０１６年１１月発売の『Ｍｙｏｊｏ』（集英社）で語っています」（前出の女性誌記者）

　そして、京本は手越から楽曲をもらったことがあったという。

「手越は一時期、京本の番号以外は後輩の連絡先は知らなかったというほど。カラオケに行くなどプライベートでの親交もあります。それどころか、２０１６年に発表された楽曲“茜空”では京本が作詞とボーカル、手越が作曲とコーラスを担当し、仕事でのコラボが実現。手越はラジオ番組で、この楽曲のレコーディングで、スタジオを押さえたほか、ディレクションも全面的に行うなど、全面協力したことを明かしています。メンバーの小山慶一郎（３６）もラジオで、手越の後輩への優しさを語っていましたし、後輩のために奔走することが、ほかにあったのかもしれませんね」（前同）

　前出の民放キー局関係者は言う。

「手越は相当、面倒見が良いみたいですからね。後輩からも好かれる先輩なだけに、もし手越が退所となったら、下からも不安や不満も出てくるでしょうね。

　６月４日発売の『週刊文春』で手越は、“滝沢くんは自分の話を聞いてくれる。タレントの気持ちも分かってくれる”と滝沢秀明副社長（３８）のフォローを期待するかのような発言がありました。しかし、手越がこれで退所となれば、滝沢副社長でも助けられなかったということになってしまいますよね。そうなってくると、後輩たちからは手越を守れなかった滝沢氏への落胆も生じるでしょうし、そのほかの幹部への不満も抱くのではないでしょうか。最悪の場合、事務所に不信感を抱いた“手越シンパ”たちが手越を追い、暴発的に退所するーーなんて恐ろしい事態にならないとよいのですが……」

　大好きな先輩の窮地。後輩たちも黙って見ているだけではないかもしれない――。