渡部建、宮迫・徳井・木下「不祥事四天王」入り!復帰への細すぎる道

日刊大衆

渡部建、宮迫・徳井・木下「不祥事四天王」入り!復帰への細すぎる道

 6月11日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、複数の女性との不倫関係を持っていたことが明らかになった、お笑いコンビ・アンジャッシュ渡部建(47)。

 記事によると、ある女性とは六本木ヒルズの多目的トイレで情事を重ねていたというゲス行為も報じられ、女性を中心に批判的な声が殺到。渡部は『週刊文春』が発売される2日前にテレビ番組への出演自粛を申し入れて以来、姿を見せておらず、いまだにコメントすら出していない。

 渡部がパーソナリティを務めるラジオ『GOLD RUSH』(J-WAVE)の6月12日の放送には、相方の児嶋一哉(47)が代打で出演。番組冒頭、児嶋は渡部を叱責しつつ、涙ながらに謝罪の言葉を述べた。

 また、妻で女優の佐々木希(32)も同日自身のインスタグラムを更新。「この度は、主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません。今回の件について、夫婦でしっかりと話し合いをしようと思います。私自身としては、今後もお仕事を続けさせていただければと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします」と、夫に代わって謝罪した。

■佐々木は夫を献身的にサポート

 続報を報じた6月18日発売の『週刊文春』によると、報道直後は渡部に怒りを示した佐々木だが、現在は夫をサポートしているという。

「家庭内では渡部のほうが立場が上で、佐々木のほうが渡部を尊敬しているといいます。渡部は報道後、かなり憔悴しているといいますが、佐々木は夫をバックアップすべく、可能な限り一緒にいる。知人に対しても“私が立ち直らせる!”と決意を固めているようで、離婚する考えもないという話ですね」(芸能記者)

『週刊文春』では、渡部の所属事務所の社長にも取材を行っている。

「現在、渡部はマネージャーとともにスポンサーや関係各所を回り、謝罪に明け暮れているといいます。社長は謝罪行脚の最中で“まだまだ復帰なんて考えられません”とも話しているようですが、事務所としては渡部を解雇するつもりはなく、長い目で復帰に向けて動いていくということになるようです」(前出の芸能記者)

■渡部は“非・嫌悪度タレント”

『ヒルナンデス!』をはじめ、『王様のブランチ』(TBS系)や『相葉マナブ』(テレビ朝日系)、『Love music』(フジテレビ系)など、主婦層やファミリー層、シニア層がメイン視聴者の番組を中心に出演していただけに、渡部の地上波復帰は困難を極めることになるだろう。

 6月18日、日本テレビで『ヒルナンデス!』などを手掛けた総合演出の村上和彦氏は『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)に出演。

 自身が渡部を『ヒルナンデス!』に起用したと明かし、その理由について、「渡部の“非・嫌悪感”からだった」と語っている。

「村上氏は“女性に嫌われない番組作り”を目指し、“嫌じゃないビジュアル”、“ガツガツ前に出過ぎない”、“色々なこと知っていそう”、“感情を出すのは控えめ”といった条件がそろった渡部を起用したといいます。村上氏いわく、好感度は“この人が出ているからチャンネルを合わせる”もの、一方の“非・嫌悪度”は、“この人が映っていてもチャンネルを変えない”というもの。

 渡部は決して好感度は高くはないが、“非・嫌悪度”で言えば芸能界トップクラスのポジションにいた。どの番組も渡部の“非・嫌悪感”がほしくてキャスティングしていたと村上氏は分析しています。ただ、多目的トイレでの不倫や女性をぞんざいに扱っていたことが明らかになり、渡部の商品価値はゼロになったと言えるでしょうね」(制作会社関係者)

■宮迫は人気YouTuberに

 この1年、各種の問題で、地上波番組に出演できなくなった芸人が相次いでいる。

 闇営業問題で地上波を離れた雨上がり決死隊宮迫博之(50)は、今年1月にYouTuberとして芸能活動を再開。

「宮迫さんは人気YouTuberのヒカル(29)とのコラボや、YouTubeエキスパートのサポート、さらに自身の実力や頑張りもあり、チャンネル登録者数は97万人を突破。すでに売り上げは『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などに出ていた現役時代に匹敵するほどになりつつあるといいますが、動画制作に携わるスタッフが多いため、利益はそれほど出てはいないようです。

 ただ、再生回数100万回を超える動画も多数あり、YouTubeの世界では上手くいっていると言えるでしょう。しかし、宮迫さんの最終目標は地上波への復帰。CM出演は実現しましたが、所属事務所との対立はまだ解決していないでしょうから、地上波番組への出演までには、まだ時間がかかりそうです」(民放キー局ディレクター)

 後輩芸人へのパワハラ問題が取り沙汰され、今年3月に所属事務所を退所し、フリーとなったTKO木下隆行(48)もYouTubeに参入。

「4月に立ち上げた『木下プロダクション』は、2か月以上経ちましたが、チャンネル登録者数はいまだ1万5000人たらず。

 4月26日にはペットの犬のために犬小屋を作る動画をアップしたのですが、クギがベニヤ板から飛び出すなど、かなり雑な造りだったんです。この動画には1万を超える低評価がつき、“想像以上に胸糞が悪くなる映像でした……”、“動画虐待の疑いがあるので愛護団体に至急連絡しておきます”といったコメントも寄せられてしまいました。

 自身が認めた後輩へのパワハラでイメージは最悪。他のスキャンダルの疑惑もささやかれており、地上波テレビへの出演は絶望的です。これでYouTubeも厳しいとなると、収入面でもかなりキツくなってくるでしょうね」(前出の民放キー局ディレクター)

■ロンブー亮は復帰、チュート徳井はNGなワケ

 宮迫と同じく闇営業問題で芸能活動ができないでいたロンドンブーツ1号2号田村亮(48)は、相方の田村淳(46)の見事な立ち回り、周辺芸人のサポートもあり、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)や『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)など、地上波番組への復帰を果たした。

「『ロンドンハーツ』と『お笑い向上委員会』はお笑い番組。特に『ロンドンハーツ』は深夜帯ですし、もともと“子どもに見せたくない番組”として有名でしたから、クレームが多少きてもさほど気にしないのではないでしょうか。

 一方、税の無申告で昨年10月より活動を自粛していたチュートリアル徳井義実(45)は、ラジオなどには出演していますが、地上派テレビへの復帰は果たせていません。徳井は『しゃべくり007』や『今夜くらべてみました』(ともに日本テレビ系)など、プライム帯の番組に多数出演していましたが、こういった番組はファミリー層が見ますし、視聴者層もスポンサーの顔色をうかがわなければならない。亮とは違い、これらのレギュラー番組への復帰にはまだ時間がかかるのではないでしょうか」(前同)

■元のポジションに戻ることは不可能

 前出の制作会社関係者はこう話す。

「亮や徳井は事務所の先輩や後輩のサポートもあり、復帰を進めています。渡部も地上波への復帰を最終目標に、今後動いていくのではないでしょうか。ただ、渡部の所属事務所は亮や徳井の事務所ほど大手ではない。また、相方の児嶋は人柄は抜群ですが、淳ほど立ち回りは上手くなく、業界へのパワーもない。

 渡部は『王様のブランチ』や『ヒルナンデス!』には、“非・嫌悪感”タレントだからこそ出演していましたが、多目的トイレ不倫でそれが打ち消されたわけですから、元のポジションに戻ることはできません。可能性があるとすれば、深夜のお笑い番組などでしょう。

 アンジャッシュとしてネタ番組でコントを披露する、コント師としてやり直すのが復帰への近道ではないでしょうか。MC復帰は、10年ぐらい経って、多くの人から今回のゲス不倫の記憶が消えたら可能性はあるかもしれませんが、そうだとしてもお昼の情報番組などは厳しいでしょうね」

■渡部のYouTube登録者数は7万人

 渡部もYouTubeチャンネル「アンジャッシュ渡部チャンネル」を立ち上げており、チャンネル登録者数は現在約7万人。

 お笑い関係者は話す。

「YouTubeでは、グルメを中心に高校野球の話をしたり、ラップを披露していますが、上がり目があるとすればグルメに特化させることではないでしょうか。多目的トイレで不倫をしていた、という事実が明るみに出てしまった以上、地上波の番組でグルメについて語ることも不可能。ただ、渡部はグルメにだけはガチで向き合っていた。

 多忙すぎて後輩をお店に行かせ、感想を聞いていたこともあったと報じられていますが、ほとんどは自ら予約を取り、飲食店に足を運んでしっかりと味わうように食事をし、お店の方に料理に関する質問をするなど、真剣にグルメに対峙していたといいます。

 今後は時間に余裕もできるでしょうから、復帰の突破口として、オススメの店の紹介など、グルメに特化したYouTubeをやっていくというのはアリかもしれないですね。渡部は説明も上手いですから、グルメYouTuber、そしてコント師としての復活は考えられそうです」

 数年後、渡部の姿を地上波のテレビ番組で目にすることはできるのだろうか……?

「渡部建、宮迫・徳井・木下「不祥事四天王」入り!復帰への細すぎる道」のページです。デイリーニュースオンラインは、児嶋一哉田村亮ヒカル木下隆行チュートリアルエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧