６月１３日に放送された『ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓのブンブブーン』（フジテレビ系）の大喜利企画で、堂本光一（４１）が卓越したお笑いのセンスを発揮し、相方の堂本剛（４１）から絶賛される場面があった。

　この日は、ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓの２人がお笑い芸人のケンドーコバヤシ（４７）をゲストに迎え、「リモートｄｅ小喜利の私」と題した大喜利企画を放送。「小喜利の私」とは、剛が浅草公会堂などで２０１２年から開催している大喜利イベントなのだが、大喜利を通じて番組のテーマソング作りを任されている剛の頭をほぐし、素晴らしい歌詞を考え出してもらうためリモート企画で行われることになった。

　剛は大喜利ではなく小喜利とネーミングした理由について、「芸人さんへのリスペクトが小さいころからすごいですし、僕みたいなもんが答え出して、みんなに笑ってもらうみたいな大喜利やってますって、ちょっとおこがましいなということで、謙虚な気持ちの表れです」と説明した。

　リモート出演した３人による大喜利が始まる直前、「３人でやるってかなり緊張するなぁ」と不安を漏らす剛に、光一が「ていうか、俺やったことないから！」と大喜利に初挑戦であることを明かすと、剛は「やったことない人ほど、すごいパワーワードが出る」と光一の活躍に期待を寄せた。

　そんな中、大喜利はスタートしたが、光一は２問目の「全校生徒マッチョしかいない『私立マッチョ学園』の校歌の歌い出しを教えてください」というお題で、「筋肉の豊洲市場」という斬新な回答を披露。それに爆笑した剛が「いいね、いいね」と光一のセンスを絶賛すると、ＭＣを務めるフジテレビの榎並大二郎アナウンサー（３４）も「さすがのボキャブラリーですね！」とその語彙力に目を丸くしていた。

　また、３問目の「実はベートーヴェンの『運命』には歌詞があったそうです。どんな歌詞か教えてください」というお題では、「さきがけー　さだまさーし」と回答。光一の説明によると、歌手のさだまさし（６８）が作曲したドラマ『北の国から』（フジテレビ系）の主題歌には歌詞がないことから、同じく歌詞のない『運命』を作曲したベートーヴェンは「さだまさしの先駆け」にあたるという意味で、そう回答したという。

■ケンドーコバヤシもセンスを絶賛

　ややひねった回答だったが、これにも剛は「フレーズがいいなぁ～！」と大爆笑。続いて、４問目の「犬・猿・キジの３匹が作ったグループＬＩＮＥで出た会話は？」というお題では、「なぁ、みんなどうやって文字打ってる？」と回答し、剛から「今のは素晴らしい！」と大絶賛されていた。

　大喜利終了後、卓越したお笑いセンスを発揮した光一に対し、剛やケンドーコバヤシは「かなり高得点ですよ」「けっこうすごいと思った。深く考えられる答えを出す」と驚いていたが、ファンからも称賛の声が続出。ネット上では「新たな光一さんの魅力が引き出されたよね！」「コメディセンス爆発してる」「頭の回転が速い人だよね」などといった反響が相次いだほか、「光一さん参加の小喜利の私が見られるとは」と、剛と光一そろっての大喜利に感動する声も上がっていた。

　中には「ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓの小喜利ツアー見たい！！」といった、剛の独演会として開催されてきた『小喜利の私』での共演を期待する声もあった。２０１９年は行われなかった『小喜利の私』だが、今回の剛の絶賛ぶりを見ると、コロナが終息した暁には夢の公演が見られるかも？