吉川晃司の神探偵がアツい!SNSダンディ名場面集が開幕!

日刊大衆

吉川晃司の神探偵がアツい!SNSダンディ名場面集が開幕!

 6月16日、歌手で俳優の吉川晃司(54)が地上波連続ドラマ初主演を務めるサスペンスドラマ『探偵・由利麟太郎』(フジテレビ系)が放送されて大いに話題となっている。原作は、横溝正史の『由利麟太郎シリーズ』だ。

「古きよき本格的なホラーミステリーで脚本や雰囲気も素晴らしいですが、何よりも注目を集めたのは吉川でした。吉川演じる犯罪心理学者の由利麟太郎は、冷静沈着で寡黙な白髪の紳士ですが、吉川の所作がいちいち渋くてカッコいいんですよ!」(WEBライター)

 放送後、“#吉川晃司”はツイッターでトレンド入り。特に視聴者の間で話題となったのは、吉川の服装、弓道のシーン、指の動きの3つだという。

「由利は地面スレスレのの黒いロングコートを着ているんですが、これが非常にカッコいい。走ったり、階段を駆け上ったりするシーンではためくと、すごく絵になるんです。182センチの長身と、すらっと長い脚を持つ吉川にロングコートは最高の組み合わせだったようで、SNSでは、“コートの裾のはためきがヤバい”“あのコートをカッコよく着こなせるのは彼しかいない”と、絶賛の嵐です」(前同)

■弓を射るシーンに惚れる人続出!

 さらに、劇中では、精神を集中させるべくロングコートを着た状態で吉川が弓を射るシーンがあるのだが、こちらも大好評。16日の『フジテレビュー!!』のインタビューによると、弓道については、吉川自身が昨年から習っていることから考案した、ドラマオリジナルの要素だという。

「軽く足を開いて、背筋を伸ばして、しっかりと弓を引く。言葉にすると簡単ですが、これは本当に難しい。服装がワイシャツにロングコートではなおさら動きづらいんですが、メイキング映像を見ると、加えて撮影当日は強風も吹いていたようです。それなのに、姿勢も完ぺきにこなして魅せてくれた。服装や体格も相まって、“まるで漫画のキャラみたいなカッコよさ”“黒コートで和弓を引く吉川晃司、あまりにも二次元”と、SNSを湧かせています。

 また、事件現場などで“フレミング左手の法則”のような手のポーズを何度も見せているんですが、これは“手の内”といって、弓を握る際の指使いをイメージしているそうです。じっと視線を集中させている眼光と相まって、こちらも上品なダンディズムを感じさせますね」(前出のライター)

↓公式メイキング映像。劇中衣装で弓を射るシーンは9分25秒から

■『探偵』つながりであのヒーローを思い出す人も

 さらにツイッターでは、吉川が過去に出演したドラマや映画についての談義も盛んにおこなわれていた。当時のCMや写真が多く投稿され、さながら『吉川晃司ダンディズムセレクション』の趣に。

 特に、“探偵”つながりで、かつて吉川が演じた『仮面ライダースカル』こと鳴海壮吉(なるみ・そうきち)の名を思い浮かべる人も多かったようだ。これは、吉川が若手時代に演じたのではなく、当時44歳、いわゆる“おやっさん”枠で出演した時のこと。

「スカルは、09~10年に桐山漣(35)と菅田将暉(27)が主演だった『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)に登場した、映画限定のライダーです。残念ながらテレビ本編では凶弾に倒れて死亡しているんですが、前日談である劇場版『MOVIE大戦2010』と『MOVIE大戦CORE』で、ハードボイルドで渋い吉川が、劇場のスクリーンで大活躍したんですよ。特に『CORE』は、桐山と菅田より吉川の出番が多く、副題も『feat.スカル』と、事実上吉川が主人公でしたね」(映画ライター)

『仮面ライダースカル』の吉川は、黒を基調とした由利とは逆に、白い上下のスーツと、白い帽子で決めている、ハードボイルドな私立探偵だった。特に帽子はライダーに変身後も被っていたり、「男の目元の冷たさと、優しさを隠すのがこいつ(帽子)の役目だ」「帽子がサマになるのは、一人前の証拠だ」と、ダンディズム溢れる吉川ならではの名セリフも飛び出し、ファンの間では語り草となっている。

「吉川がライブで披露する“シンバルキック”のような回し蹴りを披露したり、黒幕に対して“俺は自分の罪を数えたぜ……さぁ、お前の罪を数えろ”とカッコよすぎる決め台詞を披露したりと、多くの観客を魅了しました。『Nobody‘sPerfect』という、吉川自身が作曲したテーマソングもあり、現在でも根強い人気を誇るライダーです」(前同)

■服装がよく似たあの部長を思い出す人も

 また、最近の一般ドラマでは15年と18年のドラマ『下町ロケット』(TBS系)で吉川が演じた“財前部長”に再注目したファンも多かったという。

「こちらではビジネススーツをカッコよく着こなしていたほか、美しい姿勢でボウリングに興じて一発でストライクを決めるや姿や、劇中で着ていた真っ赤なロングレインコートが、まるでコンサートの衣装のようなカッコよさだったことが当時話題になりました。

 今回の『由利麟太郎』について“財前部長とはまた違うカッコよさ”という声もありましたが、服装が近いことから“財前部長にしか見えない”“ロングコートを脱ぐと財前部長になる”という声もありました。それだけ視聴者の印象に残るキャラだったんでしょう」(専門誌記者)

 そのほかにも、18年にスーツ姿で始球式を行った際の写真や、『るろうに剣心』で人斬り・鵜堂刃衛(うどう・じんえ)を演じた際の吉川などなど、数多くの“吉川晃司”がSNSでは数多く取り上げられていた。

 ドラマは7月14日までの全5回放送予定。毎週火曜日は、吉川のダンディズムに惚れる日になること間違いなしだ!

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