ポスト安倍レース加速!総理候補4人の評判と意外な素顔

日刊大衆

ポスト安倍レース加速!総理候補4人の評判と意外な素顔

 新型コロナ対策をめぐる不手際や検察庁法改正問題、委託業者の中抜き疑惑などで、どうにも止まらない安倍政権の支持率低下。

「その起死回生策と囁ささやかれるのが、コロナ対策の予備費10兆円。今夏、“コロナ第2波対策”を名目に、あちこちに予算をバラまき、支持率を回復させる。そのうえで仕掛けるのが秋の解散・総選挙です。これにより、“ポスト安倍”レースも加速しそうです」(全国紙政治部記者)

 政治ジャーナリストの安積明子氏が説明する。

「安倍総理は明確に後継者を作ろうとしなかった。ですから、その気になっている候補はゴロゴロいますが、“本命”はいない状況です」

 というわけで、次の総理大臣候補者の評判と、その可能性を見ていこう。

 まずは、安倍首相の“意中の人”で、「趣味は酒だけの地味な男」(永田町関係者)とも言われる岸田文雄政調会長。

「岸田さんは例のコロナ対策の一律10万円給付の件で、当初、減収世帯への30万円給付を主導していたので、メンツは丸潰れです。また19年参院選で、派閥幹部の溝手顕正元国家公安委員長の広島選挙区に、安倍総理が河井案里を擁立し、結果、溝手氏が落選しても何も言えなかった。これでは求心力低下は避けられず、リーダーとしてどうかと思います」(前出の安積氏)

 再び露出が増えてきた、“軍事オタク”で「カレー作りは名人級」といわれる石破茂元幹事長はどうか。

「安倍総理の支持率が、どこまで下がるかによります。石破さんは弱小派閥ながら、国民が安倍総理を見限れば石破派以外の国会議員も石破さんに投票するでしょう。二階俊博幹事長の動向も重要です」(前同)

 その二階氏は、9月の石破派パーティの講演を快諾、距離は縮まっている。だが、「石破さんの趣味は、プラモデル、鉄道、アイドルと垢抜けてない(笑)。しゃべりも下手で華がないのが難点」(前出の永田町関係者)

 では、この数か月、コロナ対策で存在感を増した西村康稔経済再生担当大臣や、安倍政権のキーマン・菅義偉官房長官の評判はどうか。

「西村さんは頭がよく、言われたことはできる。しかし、それは官僚としての能力で、リーダーシップを取れる人ではない」(安積氏)

 一方の菅官房長官は、秋田出身で高校卒業後、上京して集団就職。その後、法政大学二部に進学し、政治家を目指して衆院議員秘書も経験した苦労人だが、「“令和おじさん”として人気が出た人で、首相としての能力は関係ない。菅さんは二階幹事長同様、裏方として動いてこそ、実力を発揮する方です」(前同)

 この続きは現在発売中の『週刊大衆』7月6・13日号で。

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