「話し合いができない人」への対処法 (2/3ページ)
◇話し合いが成立するための条件とは
(1)話し合いに参加する人は全員対等な立場である (2)片方の意見が100%通ることはないことを理解する (3)自分の意見と同じくらい、相手の意見を尊敬しなくてはいけない
先述したような主張を繰り返すだけの人には、「話し合い」の前提にある「お互いが公平な立場である」という認識がありません。自分の方が上で、その他の人は折れる立場なのです。ですから、文字通り「話し合いにならない」のです。
私は、こういうタイプの人とは話し合いをする努力を放棄します。というのも、話し合いができない人は仕事でも相手に甘える癖が付いている傾向があり、一度相手の言い分を飲んでしまうと、無限に甘え続けるからです。
■話し合いができない人と距離を置くべき理由
話し合いができない人は、しばしば「私の意見が正しい、だからあなたは言うことを聞くべきだ」「私はあなたの反論に傷ついたから、私の意見を聞いて」とさまざまな手段で自分の意見を通そうとします。
ここで一度でも押し負けると、相手は「この方法で意見を言えば、また意見が通るに違いない」と学習してしまうことも。ですから、一度でも仕事で「話し合いにならない甘え」を受け入れてはいけないのです。
◇話し合いができないなら、立場が下でも距離を置こう
といっても、相手を徹底的に排除するわけではありません(それでは、ただのイジメです)。そうではなく「話し合いをしてくれたら、意見を聞きます」という一貫した態度を取りましょう。
もしかすると、相手がこちらを罵倒しながら去っていくようなことになるかもしれませんが、それでも相手の意見を無限に聞き入れるループに陥るよりはずっとましです。たとえ自分が下請けの立場で、相手がクライアントでも「話し合い」ができない相手なら、受けないほうがましかもしれません。
それくらい、話し合いができるかどうかは仕事で命運を握ります。特にプロジェクトが炎上した時、話し合いのできない取引先は全てこちらに責任を押し付けがち。