木村拓哉ソロコンDVDに刻まれた“永遠の愛”と「最悪だよ!」

日刊大衆

木村拓哉ソロコンDVDに刻まれた“永遠の愛”と「最悪だよ!」

 木村拓哉(47)が今年2月に東京と大阪で行った、初のソロライブ『TAKUYA KIMURA LiveTour 2020 Go with the Flow』のブルーレイとDVDが、6月24日に発売された。

SMAP解散後、初のソロコンサートだったことで大いに話題になったツアーでした。『SHAKE』や『夜空ノムコウ』といったSMAPの名曲を披露するサプライズが大好評だったほか、木村が主演を務めたドラマのカバーも披露。特に94年の『若者のすべて』(フジテレビ系)の主題歌だったMr.Childrenの『Tomorrow never knows』をカバーし、さらにその後96年の『ロングバケーション』(フジテレビ系)の主題歌、久保田利伸の『LA・LA・LA LOVE SONG』のカバーを歌うという演出はすごかった。東京公演の初日を鑑賞した及川光博(50)が、3月1日のラジオ『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)で絶賛しています」(ライブ関係者)

 ラジオで及川は、及川にとっても思い出の曲であるミスチルの曲で胸がいっぱいになった直後に『LA・LA・LA~』が流れたことに触れて、

「『Tomorrow never knows』をあなたが歌うって、どんな卑怯な手よ? それは卑怯だろっていう(笑)」

「いっぱいになったところへ、(久保田利伸さんの『LA・LA・LA LOVE SONG』ってさ、あんたそれ卑怯が過ぎるよって(笑)」

 と、その感動ぶりを木村に伝えていた。

■満を持してのDVD発売

「及川だけではなく、多くの有名人が来場していたことも話題になりましたよね。木村とドラマや映画で共演した沢村一樹(52)、冨永愛(37)、中村アン(32)、大島優子(31)、三浦翔平(32)、間宮祥太朗(27)や、KAT-TUN亀梨和也(34)、Kis-My-Ft2玉森裕太(30)といyった後輩ジャニーズ。そして、何より木村とプライベートで仲のいい明石家さんま(64)さんです。実は、SMAP曲の披露を後押ししたのはさんまさんだったんですよ」(前出のライブ関係者)

 木村はライブの際、

「さんまさんから『なんでアルバムの曲しかやらへんのや。楽曲は、アーティストだけのものじゃない。皆さんとの共有物や』と言われました」

 と明かしていた。

 そんな伝説的ライブのDVDだけに、大いに話題になっている。フライングゲットしたファンたちがSNSで、DVDやライブの写真と一緒に、

「本編のライブはもちろんブックレットのボリューム!!最高かよ!」「届きましたーーー!一度だけの奇跡の逢瀬…今日からはいつでもあの時間に戻れる」「フォトブック開いた瞬間号泣しました(泣)木村拓哉君ありがとう~」

 と、大盛り上がり。“#木村拓哉”はツイッターでトレンド入りを果たした。

 さらに、今回のDVDとブルーレイには、木村にとって“もう一人の父親”ともいえるあの人物の名前がクレジットされていたことも話題となっている。

■永遠のプロデューサー、ジャニーさん

「クレジットに“Eternal Producer Johnny H. Kitagawa”とあったんです。Eternalは、永遠、不滅という意味ですね。つまり、19年7月に87歳で亡くなった、ジャニーズの創業者・ジャニー喜多川社長の名前が、“永遠のプロデューサー”として刻まれていたんですよ。木村にとって、どれほどジャニーさんへの思いが深かったのか、伝わってきますね」(CDショップ関係者)

 最近では、今年4月2日の『徹子の部屋45周年突入SP』(テレビ朝日系)で、木村はジャニーさんとのなれそめを語り、話題となっていた。

「当時、木村はジャニーさんを外国人と勘違いしていて、事前に言われていた場所にそれらしい人がいなかったことから“ジャニーさんってどの人ですか?”と近くにいた“おじさん”に尋ねたところ、“YOU、僕だよ!”と言われてしまい、“すいませんでした”と謝ったエピソードや、敬語を使うと“なんで敬語なんだよ”とすごく怒られたと話していました。生前、ジャニーさんは木村だけでなく、ジャニーズ全員にタメ口で話すように敬語禁止令を出していたことは有名な話ですね」(女性誌記者)

「あの人がいなかったら自分はこういう仕事はやってないです」と木村は話していたものの、生前はジャニー氏に「YOUめちゃくちゃだよ!」「YOU最悪だよ!」の2つしか言われなかったとも、同番組で話していた。

 特に10代の頃の木村はかなりの問題児だったようで、18年9月16日の木村拓哉 Flow supported by GYAO!』では、「YOUの代わりなんていくらでもいるんだよ!」とまで言わせてしまったり、勝手に髪を染めた木村に激怒して「頭押さえつけられて、黒の髪スプレーでバーッて(髪を)染められた」というエピソードを明かしている。

■最悪発言は愛情の裏返し

「しかし、ジャニーさんはそれだけ木村を気にかけていたんでしょうね。木村にもそれが伝わっていたからこそ、『徹子の部屋』で感謝の念を語ったり、今回のDVDに“永遠のプロデューサー”とつづったのでしょう。ジャニーさんにとって“YOU最悪だよ!”は、愛情の表れです。木村以外では、KinKiKids堂本光一(41)が“最悪だよ!”について言及していますね。木村とは違った意味で、光一もジャニーさんを困らせていましたから、通じるものがあると思います」(前出の女性誌記者)

 光一は、05年に舞台『SHOCK』のクライマックスの演出でモメて、ジャニー氏が「勝手にすればいいじゃないすべて!」と激怒して帰ってしまった、という話を17年2月放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)で明かしている。

「しかし、ジャニーさんのお別れ会の際に光一は、”ジャニーさんの愛情なのはわかっていたし、また“最悪だよ!”と言ってほしい“と、ジャニーさんへの思いを語っているんです。”手のかかる子ほどかわいい“という言葉がありますが、ジャニーさんの“YOU最悪だよ!”は、そういう意味だったのでしょう」(前同)

 今年7月9日で、ジャニー氏は一周忌を迎える。かつてはヤンチャで手を焼いた木村の現在の姿を見て、天国のジャニーさんは「YOUやったね!」と喜んでいることだろうーー。

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