コロナから高血圧、がんまで…「奇跡の健康ツボ」 (3/4ページ)

日刊大衆

このツボを刺激すると、抗ストレスホルモン(オキシトシン)の分泌が促され、自律神経のバランスが整います。これで副交感神経の働きが高まって、血圧も改善に向かうんですね。風池の刺激に腹式呼吸をプラスすると、さらに効果があがります」

 こう話す高橋医師から、実際に風池を中心とした鍼灸治療を受けた患者も。「Wさんという40代の女性患者ですが、治療前に上の血圧が150〜170あり、血圧降下剤を処方されていたんですが、週1回の治療を受けるようになって血圧が120〜130で安定し、処方薬も半分に減らすことができました」(前同)

 なお、この風池プラス腹式呼吸は、不眠にも効果絶大。背中にあるので押しにくいが、奥さんなどに協力をあおぎ、試してもらいたい。

■高血糖や糖尿病も

 高血糖や糖尿病も、血管をボロボロにさせる原因となる。「糖尿病の予防改善は食生活や運動がメインで、ツボへの刺激は補助手段となります。高血糖は過度なストレスによってストレスホルモンが分泌されることも原因の一つとの指摘も。これを和らげるためにも《合谷》や《足の三里》が有効です」(同)

 中高年になると、仕事や家庭問題で自分でも気づかないうちにストレスがたまっていることも。これが自律神経失調症を引き起こし、慢性的な疲労感や片頭痛、便秘や下痢、あるいはイライラや不安、落ち込みといった精神的な症状として表れることがあるのだ。

「こうした自律神経失調症が、頭痛や目や耳の症状に顕れたときは《合谷》と《風池》。胃腸疾患やだるさなどの全身症状のときは《足の三里》《三陰交》《陰陵泉》といったツボが効果的です」(高橋医師)

 平地氏が推奨するのは《大椎》と《膈兪》だ。「両方とも背中側にありますが、大椎は不安を和らげるツボです」

 また、自律神経失調症が食欲不振や胃痛になって表れたときは、手首にある胃腸の状態を改善する《内関》を試したい。ストレスや不安が高じ、どんよりと暗い気持ちになり、会社や仕事に行くのもつらい。こんなときに押したいのが、頭のてっぺんにある《百会》だ。

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