地域活性化につながるか?全国の三セクが「鉄印帳」を始めるぞ!参加鉄道会社は40社
第三セクター鉄道等協議会は、各地の三セク鉄道を回り、手書きのサインなどを集める「鉄印帳」の販売と、「鉄印」の記帳を2020年7月10日から開始します。
寺社巡りでの御朱印がとても人気なので、そちらにあやかり「鉄印」と銘打ったとのことですよ。
鉄印帳とは?1冊2200円で、指定の駅窓口にこちらを持っていくと、手書きやスタンプで「鉄印」を記帳してもらえます。
デザインはそれぞれ各社で異なり、記帳料金は300円~。
全部で40社あり、鉄印をすべてコンプリートするとシリアル番号入りカードを有料で発行してもらえます。
参加鉄道会社は下記の40社。
そもそも、第三セクターって何?第一、第二ってあるの?第三セクターとは、国や地方自治体(=第一セクター)と民間企業(=第二セクター)との共同出資の事業体のことです。
民間の活力を使って公共的な事業を営むもの。
バブル時期などはよくこの言葉を耳にしたものですが、最近ではあまり聞かれなくなりましたね。
今、集印帳がアツい!では、集印帳にはどのようなものがあるのでしょうか?
御朱印帳集印帳で一番有名なのは、神社や寺院で、主に参拝者向けに押印される印章や印影を集めた御朱印帳ですね。
2010年代中頃から御朱印収集がブームとなっていて、「御朱印ガール」という言葉も生み出されました。
期間限定の御朱印があったり、珍しい御朱印・御朱印帳がインターネットオークションで高値で転売されるなどの問題も出てきています。
御城印帳昨年あたりからは、「御城印(ごじょういん)」が大人気!
お城が発行している「登城記念証」のことで、「城郭符」「登城記念符」「御城朱印」など呼び方はさまざま。お城の御朱印と言ったところでしょうか。
御朱印のようにその場で書いていただくのではなく、あらかじめ書き置かれたものを購入するのが一般的。
一枚300円前後と手頃な価格なこともあり、いまお城めぐりの記念に集める人が増えてきています。
御陵印帳歴代天皇の御朱印と言われている「御陵印(ごりょういん)」
御陵に参拝した記念としていただける印です。
御陵とは「天皇のお墓」ですね。天皇のお墓参りをした、記念スタンプの様なものと考えて良さそうです。
御朱印とは違い無料。また、全て自分で印を押すことになります。
特に決まりはないようですが、御朱印に準じるものとして集印帳などを準備すべきでしょう。
本来は各御陵を参拝していただくべきものかもしれませんが、現在は5ヶ所の陵墓監区事務所で保管されているため、比較的簡単にゲットできます。
御陵印は全国5箇所にある「陵墓監区事務所」(管轄は宮内庁)
東京都
京都府(2箇所)
大阪府
奈良県
の、合計5箇所。
何かを集めるって、やっぱり楽しいものですよね♡
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