『エール』休止明けは二階堂ふみの過剰演技が足かせに? (2/3ページ)

日刊大衆

前半は裕一と音が結ばれて幸せになるまでに焦点が当てられ、2人の悲喜こもごもの人生模様が丹念に描かれていた。

 では、後半戦の見どころはどうなるかというと、主役2人の関係性よりも、裕一の活躍がメインになりそうだ。ドラマ前半では作曲家としての活躍の場がまだまだ少なかった裕一だが、モデルである古関裕而の足どりを考えれば、これから大活躍することは確実。夏の全国高等学校野球選手権大会の歌『栄冠は君に輝く』、さらには『エール』第一話でも描かれた『オリンピック・マーチ』など、古関の代表曲がどんなドラマとともに描かれるのか楽しみだ。『紺碧の空』誕生譚も、応援団長役に三浦貴大(34)を迎えて面白おかしくドラマチックに描いていた。名曲の背景にある人間模様を丁寧に描けば、さらに深みのあるドラマになるだろう。

 ただ、名曲がメインテーマのドラマとなった場合、心配な点がある。それが、音を演じる二階堂の演技だ。二階堂は25歳とは思えぬ演技力と存在感で、ここまでドラマを引っ張ってきたが、その濃すぎる芝居が悪目立ちしてしまう可能性があるのだ。

■二階堂ふみは窪田正孝を立てられるか?

 二階堂ふみというと2018年の大河ドラマ西郷どん』での、愛加那役の演技が思い出される。西郷吉之助(鈴木亮平/37)の第二の妻という役柄で、悲恋を全身で表現した二階堂の切なすぎる芝居が話題を呼んだ。そう、二階堂ふみは若くして、重厚な演技ができる女優なのだ。

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