ブラックホールをエネルギーとして利用する地球外文明がある可能性(英研究) (3/4ページ)

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ペンローズ過程
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・光のかわりに音を使うことで証明が可能に

 だがグラスゴー大学(イギリス)の研究者によって、ついに実行可能な検証法が考案された。それは光のかわりに音を使う方法だ。音ならば周波数がずっと低いために、実際に実験を行うことができる。

 この実験では、スピーカーでねじれた音波を鳴らして、発泡剤で作られた回転する消音ディスクにぶつけてやる。このとき消音ディスクの裏側にはマイクを仕込んでおき、ディスクの回転を加速させながら、ぶつかってきた音を拾う。

 もしペンローズとゼルドビッチの理論が正しければ、回転ドップラー効果によって音波の周波数と振幅がはっきり変化するはずだ。


Amplification of twisted sound waves

・負の周波数を生み出す回転ドップラー効果

直線的なドップラー効果ならば馴染みがあるだろう。

 救急車がサイレンを鳴らしながら接近してくると、聴き手に音波が短い間隔で届くので、サイレンの音程が高まって聴こえる。反対に救急車が遠ざかるときは、音波の間隔が長くなるので、サイレンは低く聴こえる。

 回転ドップラー効果もこれに似ているが、その効果は回転する表面に限られている。

 面白いのは、回転が十分に速くなると奇妙なことが起きることだ。回転面で測定される音の周波数はどんどん低くなり、やがて正から負に変わるのだ。
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