活動自粛をしていた、Ｓｎｏｗ Ｍａｎのリーダー・岩本照（２７）が、７月１日から芸能活動を再開することが、ファンクラブサイトで発表された。同日付の『日刊スポーツ』などの報道によると、この日からＳｎｏｗ Ｍａｎがメインキャストを務める映画『滝沢歌舞伎ＺＥＲＯ ２０２０ Ｔｈｅ Ｍｏｖｉｅ』の稽古に参加するという。

　岩本は、３月２７日発売の『ＦＲＩＤＡＹ』（講談社）で、未成年の女性と大人のホテルで飲酒をしていたと報じられ、３月３０日にジャニーズ事務所が、一定期間の芸能活動の自粛を発表していた。

「記事によると、２０１７年１１月の夜、岩本は元アイドルやサロンモデルの女性らが集まる合コンに参加。参加した５人の女性のうち３人が当時未成年で、場所は渋谷にある“大人のホテル”だったといいます。その場にいた女性は“未成年です”と伝えるも、岩本はあまり気にしていなかったといいます。合コンでは、山手線ゲームなどを行い、負けた人が一気飲み、周囲がコールをしていたといいます」（女性誌記者）

　衝撃的な岩本のスキャンダルが発覚してから、３か月が経過。活動再開にあたっては「岩本さんおかえりー！！待ってたぞ！！」など、今回の復帰を喜ぶ声も多数あったが……。

「『ＦＲＩＤＡＹ』の記事で、合コンに参加したという女性が、“テルくんの大人のホテル飲みって有名だよ”との話を聞いたことがある、と証言しています。実は、報じられた合コンについては、記事の内容以上のことがあったという噂も流れているといいます。当時、岩本はデビューがまったく見えず、相当荒れていたそうです。ほかにも、明らかになっていない醜聞もあるという話も聞きますし、これで収まるといいんですが……。

　もし、岩本に関する新たな問題が発覚したら、過去の暴行事件も合わせて３アウトになってしまいますよね。そうなれば、自粛どころでは済まされないでしょう」（芸能プロ関係者）

■眼窩骨折の暴行事件

　２０１３年１１月に岩本が“ヤラカシ”と呼ばれるストーカー行為やプライバシー侵害のような行動をするファンの女性を殴り、眼窩骨折させてしまった、と２０１４年４月発売の『週刊文春』（文藝春秋）が報じている。

「被害女性は岩本をかばって、当初警察にも通報しなかったそうです。ただ、被害者の母親がジャニーズ事務所に連絡を入れたことで事件が発覚。示談も成立して、刑事事件に発展しなかったそうですが」（前出の女性誌記者）

　暴力事件に未成年飲み。すでに２つの前科がある岩本。

「もし、次にスキャンダルが発覚したら、グループにもいられないでしょう。岩本は復帰に際して、“今後、二度と同じ過ちを犯さないよう精進致します”とコメントをしていますが、当然、彼はもう二度と報道されたようなことはしないでしょう。ただ、『ＦＲＩＤＡＹ』の記事の経緯は分かりませんが、“告発”のような感じに読めますよね。同様に、囁かれているという過去の醜聞が画像など“証拠”とともにタレこまれたら、岩本が今後どれだけ気をつけようとも、関係なしにアウトですよね……。そんなことになれば、Ｓｎｏｗ Ｍａｎにとっても大打撃。メンバーにとってもキツイ話になってしまいますよね」（前出の芸能プロ関係者）

　偶然なのだろうが、岩本が活動自粛していた時期にも疑問の声が出ている。　

「岩本が活動を控えていた、３月３０日から復帰の７月１日まで、大半の期間が新型コロナウイルスの影響で、ステイホームが呼びかけられていました。そのため、ネット上でも“世間全般的に自粛だったんだから、ほかのメンバーと大差ないじゃん”、“岩本の活動自粛はただのコロナ自粛”など、反省のための自粛になっていないとの指摘も見られます。表に出られない期間、岩本はメンバーが厳しい状況の中、必死にファンへ夢を届けようと頑張っていた姿も見ながら、自身の過去の過ちを深く反省する日々を送っていたことと思います。ただ、結果的にですが、通常時に自粛するより、岩本へのダメージは少なかったのでは、という声が上がっていますね」（ワイドショー関係者）

■メンバーと一触即発状態!?

　岩本不在の間、Ｓｎｏｗ Ｍａｎはグループとしての歩みは止めず、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルの更新など、精力的に活動を行ってきた。

「Ｓｎｏｗ Ｍａｎはリーダー不在に加えて、新型コロナウイルスで満足に活動出来なかったでしょう。しかし、滝沢秀明副社長（３８）が、２０１６年７月のトーク番組『Ａ－Ｓｔｕｄｉｏ』（ＴＢＳ系）で“（Ｓｎｏｗ Ｍａｎの）裏のリーダー”と評価した深澤辰哉（２８）を中心に、結束して頑張っていたといいます。８人体制もようやく固まってきたタイミングでの岩本復帰。必ずしも良いとは言い切れないこともあるようです」（前出の芸能プロ関係者）

　２０１５年５月の『女性セブン』（小学館）では、メンバーが楽屋でぶつかり合った出来事を振り返っている。記事によると、『滝沢歌舞伎』が始まる２日前の楽屋で、岩本と佐久間大介（２７）の意見が衝突。岩本は“つかみ合いとかのけんかじゃないよ”としつつ“けっこうヒートアップしてたよ”と回想しているが、阿部亮平（２６）は“空気感がいったんピリッて感じだったよね。一触即発状態だった”と話しており、緊張感のあった現場だったようだ。

「岩本はリーダーですから、締めるところはしっかり締めないといけない。それが、良い意味でグループに緊張感を与えているでしょう。ただ、約３か月、グループに穴を空けて、メンバーたちも岩本がいないとあって、のびのびとやっていたといいます。厳しい岩本の復帰で、萎縮してしまう部分もあると思いますし、８人体制で作り上げた雰囲気が壊れてしまう可能性もあります。ただ大きなスキャンダルでグループに迷惑をかけた岩本の立場も、微妙なものになりそうですが……」（前同）

　ネット上では「裏切り行為したわけだから素直に喜べないよね」や「岩本照もうみたくねー」など復帰に否定的な意見も見られる。

　不安を残しての再スタート。反省をバネに大きく飛躍してほしい。