相葉雅紀、志村けん逝去の他に…『シムどう』切り「4つの深刻理由」!!

日刊大衆

(左から)志村けんさん、相葉雅紀(嵐)
(左から)志村けんさん、相葉雅紀(嵐)

 日本テレビ系『天才!志村どうぶつ園』(土曜19時~)が、9月末をもって終了することが発表された。10月からは相葉雅紀(37)がMCを務める新たな動物番組『I Loveみんなのどうぶつ園(仮題)」がスタートするという。

 3月29日、番組で“園長”を務めていた志村けんさん(享年70)が新型コロナウイルスによる肺炎で逝去。

 4月4日放送の『志村どうぶつ園 特別編』では、“飼育係”の相葉、“秘書”の山瀬まみ(50)、タカアンドトシハリセンボンDAIGO(42)、滝沢カレン(28)ら、番組レギュラーが集結。志村さんの名場面を見ながら故人との思い出を語り合った。

「“園長”は空席となりましたが、番組タイトルは志村さんへの敬意と愛から、『天才!志村どうぶつ園』とそのまま継続することが決まりました。ところが番組サイドは、“志村さんのアドバイスで設計し、志村さんとの思い出の詰まったスタジオで、志村さんという存在なしにこれからずっと番組を作り続けていくことはつらく難しく、議論を重ねた上で閉園を決断”したといいます」(芸能記者)

■番組終了に落胆の声と相葉への期待

 日本テレビは「2004年4月から16年間にわたって、志村園長が教えてくださったこと、かけがえのない宝物のような時間を、出演者やスタッフそれぞれが胸に抱いて、新しい道を歩いてゆこうと思っております。これまで番組を楽しみに見てくださった視聴者の皆様、ありがとうございました。深く感謝申し上げます」とコメントを発表している。

『志村どうぶつ園』が終了することに、「志村どうぶつ園終わるの⁉️ 何で? 続けるんじゃなかったの?」「志村どうぶつ園のままじゃダメなん?」「志村どうぶつ園終わり……たしかに志村けんがおらな成り立たん番組やもんなあれは。小さい頃からめっちゃ好きやった」といった悲しみの声が上がっている。

 同時に、相葉の新番組がスタートすることには「一番ツラいのは相葉ちゃんだと思う」「寂しいけど先に進まないわけにはいかないし、相葉くんなら志村さんの意思を継いで頑張ってくれるだろうし楽しみだな」「志村どうぶつ園閉園……相葉くんMCの新番組が始まるんだね! 相葉くん無理しないで頑張ってね!」といった、相葉への期待の声も上がっている。

「嵐は2020年をもって活動を休止しますが、それ以降も相葉の新番組は継続、ということでしょう。ただ、日テレサイドが『志村どうぶつ園』の閉園を決断した理由は、志村さんの逝去以外にもあると言われているんです。1つ目は、当然ですが、番組名にもなっている志村さんが亡くなったことですよね。ご本人不在のまま番組の冠にしていくのは難しいという思いがあったのではないでしょうか。

 2つ目は『週刊女性PRIME』や『文春オンライン』で掲載された、“チンパンジーのプリンちゃん”や“白井家”の“マイナス報道”が大きいでしょうね」(制作会社関係者)

■動物と出演者に関するトラブル

 かねてより番組では志村さんとチンパンジーのパンくん、そしてその娘のプリンちゃんとの交流を追ってきた。

 新型コロナウイルスの影響で、4月12日から5月末まで臨時閉園していた熊本県の動物園『阿蘇カドリー・ドミニオン』が営業を再開。同園のチンパンジー・プリンちゃんが、志村さんが提案したというショーで縄跳びを披露したと、5月末から6月初旬にかけて、西日本の新聞社各社が報じた。

 ところが、7月4日の『週刊女性PRIME』は、チンパンジーは本来4足歩行であるにもかかわらず、縄跳びをする際に2本で立つことを“強要されている”のではないかと、専門家のコメントを報じている。

「また、専門家はプリンちゃんやパンくんを“人間のように扱う”ことと、チャレンジとして動物に芸を覚えさせることに違和感を覚えるとも話しています。

 そして、番組では静岡・浜松で身寄りのない馬やヤギなどの動物40匹を引き取って暮らす“白井家”のコーナーが人気でしたが、こちらにも問題が。2019年、『文春オンライン』が数度にわたり、白井家の“不適切飼育”や“近隣トラブル”を報じ、さらに元競走馬を“違法解体”していたことまでもが明らかになりました。こういった動物や出演者に関するトラブルが報じられ、志村さんが亡くなる前から番組は危機に直面していたんです」(前出の制作会社関係者)

■期待を下回る視聴率と番組スタッフの動き

 番組は2004年の初回放送で16.3%を記録し、以降も土曜日19時台でトップを記録することも多かった。しかし、ここ最近の視聴率は11~12%前後を推移していた。

「3つ目の理由がこの視聴率なんです。一般的な番組であればこの数字は決して悪くはありません。ただ、“動物モノ”の番組というのはかなり制作費が高くかかるんです。そのため、日テレ上層部はこの数字には納得しておらず、番組の打ち切りに向けて議論が進められていたといいます。日テレではほとんどの番組が好調で“打ち切る番組がない”とまで言われていました。そんな中にあって『志村どうぶつ園』は打ち切り直前といえる状況だったそうです。

 さらに4つ目の理由として、ここにきて番組のスタッフサイドに大きな動きがあるとささやかれています。そのため、これまで通りの番組作りができないという話のようでして。そこで『志村どうぶつ園』を閉園させて、新たに相葉の番組として再スタートを切ることになったといいますね」(前同)

 志村さんの遺志を引き継ぎ、相葉が日本テレビの土曜19時枠を盛り上げてくれることを期待したい。

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