うさぎのウイルス感染症「ウサギエボラ」がアメリカで急速に蔓延、感染力が高く致死率は9割 (2/3ページ)

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・出血と臓器不全で感染した9割が死亡、突然死する個体も

 ウサギエボラに感染すると、ウイルスはまず最低3日の潜伏期間を経る。うさぎは元気をなくし、食欲も衰える。やがて肝臓と脾臓が機能不全を起こし、血液が凝固しなくなる。全身の臓器から出血が認められ、数日の内に死にいたる。今回のアウトブレイクの致死率は90%という高さだ。

 中にはまったく症状を見せることなく、突然死んでしまううさぎもいるという。何の前触れもなくうさぎが死んでしまったかと思えば、その鼻から血が流れてきたことで、そうと分かるのだ。

 どうにか生き延びたうさぎであっても油断できない。血液・糞尿を通じて2ヶ月近くもウイルスをばらまき、他の仲間を感染させるからだ。

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 最初のアウトブレイクは2019年で、オハイオ州でペットとして飼われていたうさぎたちに突如出現し、次々とうさぎに感染していった。

 さらにワシントン州でもそれとは別のアウトブレイクが発生。今年2月末には、ニューヨークの動物病院で、うさぎ12匹が数分の激しい発作を起こした末に死んだ。

 その1ヶ月後にアリゾナ州とニューメキシコ州から広まった4回目のアウトブレイクは、これまでのものとは別個のものであるようだが、正確な発生源は特定されていないという。

 特にニューメキシコ州では、3月から6月にかけて500匹が感染しており、深刻な事態となっている。
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