猫を見殺し!?『とくダネ』“泳ぐ猫”の映像に疑問の声「助けるべき」

まいじつ

猫を見殺し!?『とくダネ』“泳ぐ猫”の映像に疑問の声「助けるべき」

7月8日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、九州を襲った大雨の被害状況を報道。各地で浸水被害が起きている様子を撮影していたのだが、視聴者に疑問を感じさせる場面があったようだ。

問題となったのは、佐賀県・神埼市の浸水被害を伝えた映像。今回の豪雨では佐賀県にも「大雨特別警報」が出ており、記録的な大雨が甚大な被害をもたらしていた。放送されたのは7月7日の神埼市の状況を撮影した映像なのだが、浸水した場所を懸命に泳ぐ一匹の〝猫〟が。なんとか脚が届くところまで泳ぎ切っていたが、かなり危険な状況だった。

この映像に視聴者からは、

《撮影してないで助けてあげなよ…》
《明らかにヤバい状況なのに、カメラマンは撮影しているだけ?》
《なんで泳いでる猫を平然と撮影していられるの?》
《これは猫ちゃんが可哀想。番組スタッフはカメラを捨てて助けるべきだった》
《必死に泳いでた猫ちゃん、その後どうしたんだろう…》

などの声が。泳ぐ猫を撮影していた番組スタッフに、疑問の声が寄せられていた。

本当にスタッフは助けに行くべきだった?

「この手の問題では、ピューリッツァー賞を受賞した写真『ハゲワシと少女』が有名だと思います。痩せ細ったうずくまる少女とハゲワシを収めた衝撃的な写真ですが、称賛されただけでなく『何故助けなかったのか』といった批判が。『報道か人命か』と取材の倫理を問う議論が、世界中で巻き起こりました。とはいえ今回の映像を見る限り、素人が助けに行くにはあまりにリスクが高い状況。救助の専門家でもないカメラマンは、撮影することしかできなかったと思います」(芸能記者)

ちなみに今回物議をかもした〝泳ぐ猫〟の映像には、

《下手に助けようとしたら猫が警戒して別の方向に進むかもしれないし、手出しできないでしょ》
《あの場面で助けに行かなかったスタッフは冷静だったと思う》
《あそこまで浸水している場所で『助けに行け』は、さすがに酷すぎる》

と擁護する声も。

大雨に伴う土砂災害なども警戒されており、今後も予断を許さない状況だが、現場の人々には冷静な判断で自らの命を守ってもらいたい。

【画像】

Estrada Anton / Shutterstock

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