猫に送風するミッキー image by:catloversclub

　中に人など入っていないのが、正しいミッキーマウスの在り方ではあるが、それは夢の国内でのお話で、量産化され、街に放たれた”もどきミッキー”の場合には、中の人の個性により、その生態が多様化しているのも事実である。

　でもってこちらの”もどきミッキー”の場合には、路上に座りながら猫を紙で扇いでいた。暑い日だったのだろう、猫の中の人をいたわっていたのかもしれない。この猫は正真正銘中に人などいなそうだが。

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Cat Lovers Club(@catloversclub)がシェアした投稿 - 2020年 7月月8日午後4時08分PDT

　インスタグラムに投稿されていたとてもショートでとてもシュールな構図。ネズミが猫を扇いであげているのだ。

　このネズミは夢の国の住人、ミッキーマウスの量産版「ミッキーもどき」である。なので中の人の個性がダダ漏れしちゃっているわけだ。

　中の人はとても暑かったのだろう。エスカレーター横の路上に座り込んでいる。その猫はミッキーもどきのおともだちなのか、たまたまやってきたのかはわからないが、ミッキーもどきの前に座っている。
　


　ミッキーもどきは自分も暑いだろうに、手に持ったパンフレットのようなものを扇いで猫に風を送ってあげている。



　種が違っても相手を思いやるやさしいネズミと猫。とかいうリアルファンタジーは、夢の国内のお話としても通用しそう。

　町で偶然見かけたらシュールすぎて二度見しちゃうけど。