トランプ大統領「再選」に追い風、失言連発で対立候補に“認知症疑惑”噴出 (2/2ページ)

Asagei Biz

これではアメリカ人の2人に1人が死んでしまっていることになる。さらには発言している地名を言い間違えたり、自身が副大統領として仕えたオバマ氏の名前がなかなか出てこず、「ボス」と言い繕ったりする一幕もあったという。確かにそれではなあ、というレベルなのだ。

「バイデン氏に関する報道では、4月に性的ハラスメント疑惑が持ち上がったこともありました。かつてバイデン氏のスタッフだった女性が告発の動きに出たからなんですが、事件につながる行為があったとされるのが1993年段階の話なので“今さら感”は否めず、告発にいたる動きの陰にはトランプ陣営の思惑もあったのかもしれません」(前出・全国紙記者)

 長い大統領選ではこのように、敵失、誹謗中傷、ネガティブ・キャンペーンを含めた情報戦で候補者の支持率を奪い合うシーソーゲームが行われるのが常だ。

 バイデン氏のマイナス要素で言えば、つい先日に黒人人気ラッパーのカニエ・ウエストが大統領選への出馬表明したことはトランプ氏に有利に働くとの見方もある。以前はトランプ氏と友好関係にあったことで知られるカニエには、テスラ・モーターズCEOのイーロン・マスク氏らが熱烈な支持を表明しているものの、「反トランプ」「黒人支持」の民主党票が割れれば敵に塩を送ることになるからだ。

(猫間滋)

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