堺雅人『半沢直樹』開始直前、TBS厳戒で伝説の「42.2%」にNG指令!!

日刊大衆

堺雅人
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 新型コロナウイルスの影響で放送開始が延期になっていたドラマ『半沢直樹』(TBS系)が7月19日、スタートする。

「『半沢直樹』は2013年版の最終回で42.2%を記録し、平成に放送されたドラマとして1位の視聴率を記録しました。7月19日の初回放送に先立って、同月5日と12日に2013年版の特別総集編が放送されましたが、こちらも前編が13%、後編で14.8%という好成績を残しました。事実上の再放送である特別総集編ですら、高視聴率で格の違いを見せつけています。新シリーズが始まったら、記録的な数字が出てもおかしくないですし、とにかく期待が高まるばかりですよね」(テレビ誌ライター)

 2013年の放送は“平成最高視聴率”のほか、主演の堺雅人(46)の決め台詞「倍返し」が同年の新語・流行語大賞の年間大賞を受賞。大和田暁常務を演じた香川照之(54)も土下座シーンで話題になるなど、社会現象になっていた。

「前回から7年経っているものの、長らく待ち望まれていた続編ですから、大ヒットへのTBSの期待も相当高い。その反面、局内では“絶対に成功させなければならない”というプレッシャーからか、非常にピリピリしたムードが漂っているといいます」(芸能プロ関係者)

 局内の緊迫した雰囲気は、“伝説”となった数字にすら敏感になってしまっているという。

「番宣などで前回の視聴率、“42.2%”という数字を強調してはいけないといいます。今回も、放送前から視聴者の期待値は高く、高視聴率になるのは間違いないでしょうが、“42.2%”はさすがにとんでもない数字で、超えられるかどうかはわからない。過去の視聴率の話をして、ドラマの首を絞めたくないということのようです」(前同)

■「過度な告知は必要ない」

 そして、宣伝活動にも最大限の配慮がなされているという。

「通常のドラマであれば、放送開始の少し前から自局のバラエティ番組にメインキャストをガンガン出演させて、作品の宣伝をさせるのが慣例になっています。しかし、今回の『半沢直樹』は事情がまったく違うそうで、主演の堺さんは、7月17日放送の『ぴったんこカンカン』(以下、TBS系)と18日放送の『王様のブランチ』に留める方針だといいますね。

 代わりに同11日放送の『ブランチ』、13日放送の 『有田プレビュールーム』、14日放送の『教えてもらう前と後』などには尾上松也さん(35)。

 尾上さんと同じく11日放送の『ブランチ』に出演したほか、13日放送の『アイ・アム・冒険少年』にも出演した賀来賢人さん(31)、16日放送の『櫻井・有吉 THE夜会』には今田美桜さん(23)といった新キャストが積極的に出演しています。新キャストを稼働させて、ドラマの新しい面をアピールしたいという狙いもありそうですが、局から“過度な告知は必要ない”との指示が出ているとの話で、相当気を遣って、慎重に宣伝を行っているのは間違いないですね」(前出の芸能プロ関係者)

 さらに、バラエティ番組だけでなく、朝の情報番組『あさチャン!』(TBS系)にまで影響が及んでいるという。

■『半沢直樹』は朝の番組にも影響大!

 ワイドショー関係者は話す。

「『あさチャン!』の視聴率は酷いと2〜3%になってしまうこともあり、同時間帯の『めざましテレビ』(フジテレビ系)や『ZIP!』(日本テレビ系)といった番組などに負け続けています。

 あまりにも数字が上がらないため、メインキャスターの夏目三久さん(35)が昨年の忘年会のスピーチで視聴率の低迷を大号泣しながら詫びる場面があったと、2月13日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じるなど、散々な状態。それでも、TBSが番組を続けてきたのは夏目さんが、堺さんと同じ事務所だから、とのもっぱらです。『半沢直樹』の続編にあたっては、堺さんの事務所との折衝が難航したとの話もありましたし、数字が悪くても根気よく夏目さんMCの『あさチャン!』を続けることで、良い関係性を保っておきたかったのではないでしょうか」(前同)

 朝の情報番組まで巻き込んだ『半沢直樹』を巡る攻防。放送まで1週間を切ったが――。

「前回の視聴率を超えるまではいかないにしても、最低でも30%はとりたい、との話も聞こえてきます。前回の数字は異次元ですが、30%でもとんでもない数字。

 そのため放送前から局を挙げてさまざまな策を行ってきたようですが、7年間と比べると、Netflixなど動画配信サービスがお茶の間に浸透していることや、コロナで撮影が中断したことなど、不安な要素も多い。ありえないでしょうが、大コケすると上層部の責任問題にも発展するのかもしれませんね。だからこそ、宣伝を含めてTBS内は超厳戒態勢で、ピリピリしているのでしょう」(前出の芸能プロ関係者)

 大成功が期待される『半沢直樹』。プレッシャーも“倍返し”となるか!?

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